イオド周辺の海域で海面が地球平均の2倍以上の速さで上昇していることが判明。/KIOST提供

イエオド周辺海域の水温が急速に上昇している。地球平均の水温上昇速度より2倍以上速いことが判明した。

韓国海洋科学技術院(KIOST)のチョン・ジンヨン博士チームは、20年間にわたり蓄積したイエオド海洋科学基地の海洋・気象観測データを分析した結果、イエオド周辺海域の水温と気温が地球平均より2倍以上速く上昇している事実を立証したと11日明らかにした。

研究チームが分析したデータセットによると、イエオド周辺海域の海表面から水深5mまでの平均水温は10年間で0.55℃上昇した。同期間の全球平均海面(同一基準)温度は0.24℃上昇した。

とりわけ5月、イエオド基地周辺海域の平均水温は17℃で、20年間の5月平均水温15℃を大きく上回った。

研究チームは「このような急激な温暖化は、魚種の分布や水産資源など海洋生態系全般に影響を及ぼし得る」と述べた。

イエオド基地は済州島南西約150km、水深約40mの海域に位置する韓国初の海洋観測施設である。

KIOSTは今回の研究を海洋水産部の「管轄海域先端海洋科学基地構築および融合研究」の支援を受けて実施した。該当研究結果はネイチャー(Nature)の姉妹誌でビッグデータ専門の国際ジャーナルである「サイエンティフィック・データ(Scientific Data)」に掲載された。

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