10日午後、ソウル城北区の高麗大学安岩キャンパス民主広場で、第9回全国同時地方選挙で発生した投票用紙不足の事態を批判するため、学生が時局宣言を行っている。/権オウン記者

10日午後6時10分、ソウル城北区の高麗大アナムキャンパス民主広場。学生約200人が集まった。1学期の期末試験を1週間後に控えながらも時間を割き、「不備な選挙を招いた選挙管理委員会を全面刷新せよ」「動員可能なあらゆる手段を活用して今回の事態に対する真相を究明せよ」などのスローガンを叫んだ。

イ・ジミン高麗大総学生会中央非常対策委員長が時局宣言文を読み上げた。イ・ジミンは「圧制を焼き尽くす民族高大の名において今日宣言する」とし、「自由、正義、真理を守るため、われわれは先鋒を自任する。民主主義が回復するまで、われわれは引き続き行動する」と述べた。

6・10民主抗争39周年のこの日、全国16大学の総学生会が第9回全国同時地方選挙(6・3地方選挙)で発生した投票用紙不足事態を批判する時局宣言に乗り出した。大学生は今回の事態に対する真相を究明し、不備な選挙を招いた選挙管理委員会を全面刷新するよう要求した。

ソウル大学の各単科大学学生会長らが10日午後、ソウル冠岳区のソウル大学で投票用紙不足の事態に関連し、参政権侵害を糾弾する時局宣言を行っている。/News1

ソウル大の学生約100人もクァナクキャンパスのアクロポリスに集まり時局宣言を行った。イ・ウィビンソウル大単科大学学生会長連席会議議長は「参政権は民主主義を支える最も基本的な権利であり、1人に保障された一票の価値はどのような状況でも毀損されてはならない」と語った。

ソウル大の学生は、▲徹底した真相調査で責任者を厳正に処罰し、主権侵害に対する救済対策を用意すること ▲政府と国会が再発防止策を樹立し、選管委の構造改革を断行すること ▲青年と大学生を含む市民全体が参加する独立的な改革監視機構を構成すること、などを主張した。

10日、ソウル西大門区の延世大学新村キャンパスで、学生が第9回全国同時地方選挙中に発生した投票用紙不足の事態を糾弾する時局宣言を行っている。/黄チェヨン記者

延世大の学生も時局宣言文を通じて「今回の事態は進歩と保守、与野党の問題ではなく、民主共和国として存続できるかどうかの問題だ」とし、「真相を明らかにし、責任者を処罰せよ」と声を強めた。

ファン・インソ延世大総学非常対策委員長は「今回の事案は左右または与野間の対立の問題ではない」とし、「代議制民主主義の根幹である参政権を侵害したもので、全国民的な怒りを引き起こすに値する事案だ」と述べた。

学生は参政権毀損を批判する声を政争に消費しないことも強調した。シン・チャンフン慶熙大総学生会長は「われわれの叫びは国家に対する盲目的な非難や消耗的な政争のためではない」とし、「常識が揺らぐ時局の中で、青年の知識人として当然守るべき民主主義の価値を守るための決然たる決意だ」と述べた。

この日、建国大、西江大、ソウル市立大、成均館大、崇実大、全南大、韓国外大、弘益大、淑明女大、全北大、釜山大、漢陽大などでも時局宣言文を朗読した。

10日午後、ソウル東大門区の慶熙大学ソウルキャンパスで、学生が第9回同時地方選挙の投票用紙不足の事態を批判する時局宣言文を発表している。/カン・ジョンア記者

中央選管委の集計によると、6・3地方選挙の本投票日、全国で投票用紙が7194枚不足した。投票用紙が不足した投票所は91カ所で、最長105分間投票が中断された事例もあった。

前例のない投票不足事態をめぐり、検察と警察は合同捜査本部を設置した。選管委職員がどのような経緯で投票用紙を少なく印刷したのかに焦点を当てて捜査する見通しだ。国会も11日に本会議を開き、投票用紙不足事態に関する真相究明のための国政調査要求書を報告する予定だ。

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