/MBC『無限挑戦』放送画面のキャプチャー

第9回全国同時地方選挙で一部投票所において投票用紙が不足し混乱が生じるなか、過去のMBCバラエティ番組「無限挑戦」の一場面がオンラインで話題になっている。放送内の「紙もない」という場面が今回の事態と重なり、いわゆる「無限挑戦の予言ネタ」というミーム(オンラインで流行する画像・文句)として作られ、急速に拡散している。

4日、オンラインコミュニティやソーシャルメディア(SNS)には「投票用紙不足事態まで予言した無限挑戦」という趣旨の書き込みとともに、過去放送のキャプチャーが多数掲載された。該当場面には、ある市民が路上でユ・ジェソクを見つけ、サインをもらうために紙を探す様子が収められている。

放送でこの市民は「紙ありますか」と尋ね、紙を入手できないと「スタッフたちはなぜ紙もないんだ」と言った。続いて周辺の通行人にも「おじさん、紙ちょっとありませんか」と聞いた。

この場面は3日に実施された第9回全国同時地方選挙で一部投票所に投票用紙が不足し、有権者が待機したり投票が遅延した状況と結びつき、オンラインで注目を集めた。ネットユーザーは「ないものがない無限挑戦」「紙がないという言葉まで的中した」といった反応を示した。

ホ・チョルフン中央選挙管理委員会事務総長が、6月3日の地方選挙の本投票が行われた3日、京畿・果川の中央選管委で、ソウル松坡区など一部投票所で起きた投票用紙不足事態に関連し、国民に謝罪している/News1

3日、ソウル江南区と広津区、松坡区など一部の投票所では投票用紙の不足により有権者が待機する事態が起きた。中央選挙管理委員会は投票用紙が不足した投票所へ用紙を移送し、締め切り時刻を過ぎても待機中の有権者が投票できるよう措置したと明らかにした。

ホ・チョルフン中央選挙管理委員会事務総長は同日、キョンギ・クァチョン市の選管で国民向け謝罪文を発表し「大切な主権を行使するため投票所を訪れてくださった国民に不便をおかけし、公正な選挙管理に対する国民の信頼を損なった点について、責任を痛感し深くおわびする」と述べた。中央選管は4日未明の会議後も、今回の事案が公職選挙法上の選挙延期や再選挙の事由には当たらず、進行中の開票を中断することはできないという立場を示した。

「無限挑戦」は2006年から2018年まで放送されたMBCの看板バラエティ番組である。リアルバラエティの礎を築いたとの評価を受け、長い放送期間に社会・文化・政治・スポーツなど多様な素材を扱った。このため、特定の事件が発生するたびに過去の放送場面や字幕が改めて脚光を浴び、ミームとして消費される場合が多い。

今回の投票用紙不足事態と結びついた場面も、その一例だ。オンラインでは、実際の予言というより、過去の場面を現在のイシューと巧みに結びつけて消費する方式として受け止められている。

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