教育研修施設や飲食店のトイレなどにカメラを設置し数十人を違法に撮影した疑いで起訴された前チュンブク道教育庁の指導主事に対し、検察が実刑を求刑した。
検察は1日、清州地裁刑事6単独(チョ・ジニョン部長判事)で開かれた結審公判で、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(カメラ等利用撮影・性的目的での多衆利用場所侵入)容疑で勾留起訴されたA氏に懲役2年を言い渡すよう裁判部に求めた。
検察はこれと併せて、性暴力治療プログラムの履修、身上情報の公開・告知、3年間の児童・青少年関連機関への就業制限命令も請求した。
検察は「被害者らと合意に至らず、犯行道具を事前に用意して計画的かつ反復的に犯行した」とし、「ただし犯行をすべて自白し初犯である点などは考慮した」と明らかにした。
A氏側は寛大な処分を訴えた。
弁護人は「被告人は捜査段階から犯行をすべて認め、積極的に捜査に協力した」と述べ、「事件の1年前から判断力の低下を感じていた点や、撮影物を外部に流布していない点などを考慮してほしい」と語った。
公判過程ではA氏のメンタルヘルスの状態をめぐる質疑も続いた。
裁判長が「被告人は犯行以前には病院を受診しなかったのか。捜査対象となってから病院に行ったのか」と問い、A氏は「自分でもおかしいとは思ったが病気だとは考えられなかった」と答えた。
A氏は最終陳述で「惨憺たる心情で誰にも顔向けできない」とし、「今後は誠実に治療を受ける」と述べた。
A氏は今年初めから2月まで、教育研修施設や親族の家、飲食店の共用トイレなど6カ所に小型カメラを設置し、41人の身体を違法に撮影した疑いで起訴された。
捜査の結果、犯行に使用された小型カメラ4台からは、計47件の違法撮影物が見つかったとされる。
判決公判は17日に開かれる。
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