ソウル市が来月からドバトへの給餌禁止区域の取り締まりを強化し、違反者に過料を科すことを決めた。
ソウル市は29日、ソウル広場・光化門広場・ソウルの森・漢江公園などドバト給餌禁止区域38カ所で取り締まりを強化すると明らかにした。
ドバトは本来、山岳地帯や自然で生息していたが、人々の継続的な給餌により都心各所へ生息地が拡散した。この過程で糞便と悪臭など衛生・景観の問題が繰り返し提起されてきた。
ソウル市は2025年4月、主要な公園・広場と漢江公園11地区を含む計38カ所をドバト給餌禁止区域に指定した。その後およそ3カ月間の現場案内と広報を経て、2025年7月から過料賦課制度を施行中である。
過料は1回違反で20万ウォン、2回で50万ウォン、3回以上は最大100万ウォンまで科される。
これまでソウル市は即時の過料賦課よりも現場での指導と広報を中心に制度を運用してきた。これまでに現場指導は計940件行われた。
ソウル市によると、ドバト関連の民願(住民からの要望・苦情)は制度施行前の2023年の1481件から昨年は1658件へ増えた。ただし衛生・生活環境に関する民願は減少した一方で、給餌取り締まりの要請と禁止区域拡大を求める民願が大きく増加したことが分かった。
衿川区・冠岳区・城東区など一部の自治区も独自にドバト給餌禁止区域を運用中である。
ソウル市は最近、都心でワタリガラスの出現も増えているとして、市民に給餌の自粛を求めた。特に5〜7月はヒナが巣立つ時期で、親ガラスの攻撃性が強まる可能性があるため注意が必要だと説明した。
イ・チャンフンソウル市自然生態課長は「ドバト給餌禁止制度は特定の動物を排除するためではなく、市民には快適な環境を提供し、野生動物の人への依存度を下げるためのものだ」と述べた。