キョンギ・ヤンジュ市で3歳の息子を虐待して死亡させた疑いで裁判に付された20代の実父が、初公判で一部の虐待行為は認めたものの、虐待によって死亡に至ったという容疑は否認した。
ウィジョンブ地裁第11刑事部(裁判長ヤン・チョルハン)は28日、児童虐待致死の疑いで身柄を拘束され起訴されたA氏の初公判を開いた。
検察はこの日「被告人は昨年11月から被害児童を身体的・情緒的に虐待してきた。9日、被害児童がおむつに排尿したことに腹を立て、子どもを石製ベッドに投げつけて死亡させた」と明らかにした。
検察はまた「被告人は子ども4人を育てる中で、子どもたちにグローブをはめて互いに喧嘩させるなど情緒的虐待を行い、特に3番目である被害児童に対して強い反感を示してきた」と説明した。
一方A氏側は、一部の虐待行為は認めつつも、死因に関する容疑は否認した。
弁護人は「被告人が腹を立てて被害児童の腕を引っ張り、この過程で子どもの顎がベッドにぶつかった事実は認める」としつつも、「子どもを石製ベッドに投げつけた事実はない」と主張した。
続けて「検察が被告人の経済状況や心理状態などを主観的に解釈している」とし、「メディアと捜査機関が魔女狩りのように被告人を追い込んでいる」と述べた。
裁判所が「被害者の死亡が虐待による結果ではないという趣旨か」と尋ねると、A氏は弁護人の意見に同意すると明らかにした。
A氏は4月、ヤンジュ市オクジョン洞の自宅で、3歳の息子B君がおむつに排尿したことに腹を立てて子どもを虐待し死亡させた疑いで身柄を拘束され起訴された。
検察は補完捜査を通じて、A氏が子どもを石製ベッドに投げつけた状況を確認したと明らかにした。検察はこの過程で、被害児童の頭部と顎などが石製ベッドの床面や角にぶつかり、外傷性硬膜下出血などを負ったとみている。
B君は事件直後に病院へ搬送され脳手術を受けたが、集中治療室での治療中に先月死亡した。
この日、裁判所の前では市民団体関係者がプラカードデモを行い、厳罰を求めた。