高価な貴金属とともに人事・利権の請託を受けた容疑で起訴された金建希(キム・ゴンヒ)夫人側が、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計を渡した事業家に対し、残金約2,900万ウォンを最近支払ったことが判明した。
25日、法曹界によると、金夫人側は今月初め、ロボット犬の事業家であるソ・ソンビン氏に約2,900万ウォンを振り込み、その送金明細を、請託禁止法違反事件の審理を担当するソウル中央地裁刑事合議21部(チョ・スンピョ部長判事)に提出した。
金夫人は2022年9月、ソ氏から事業支援の請託とともに時価3,990万ウォン相当の時計を受け取った容疑で公判を受けている。金夫人とソ氏側は、時計の購入代行をしたもので請託はなかったとの立場だが、ミン・ジュンギ特別検察官チームは13日、「単なる購入代行だという主張は納得しがたい」と述べ、懲役1年6カ月を求刑した。
ソ氏は約3,400万ウォンで時計を購入して渡したが、金夫人は先の調査当時、手付金名目でソ氏に500万ウォンを支払ったと供述した。遅れて残金を支払ったことについて、金夫人側の弁護人は「メンタルヘルスなどさまざまな問題で忘れていた」と釈明していた。
これをめぐり、一部では来月26日に予定される金夫人の「売官売職」疑惑の判決を前に、量刑などの情状酌量を考慮した措置だとの解釈も出ている。
ミン・ジュンギ特検チームは15日の結審公判で、金夫人に懲役7年6カ月を求刑した。あわせて、ディオールのバッグと金のカメ、ヴァン クリーフ&アーペルのネックレスなどの没収と、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計およびグラフのイヤリング相当額約5,630万ウォンの追徴も裁判所に求めている。
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