8日午前、キョンギ・クァチョン市のソウル大公園アフリカ館前。5月の家庭の月に合わせて現場体験に出た学生15人が小さなスナネコの檻の前に集まった。動物解説士のノ・ボヨン(58)氏がスナネコを指さしながら説明を続けた。

学生たちはうなずきながらスナネコを見つめた。YouTubeやスマートフォンの画面でしか接してこなかった動物を実際に目の前で向き合った子どもたちの表情には好奇心があふれていた。

ノ氏は先月からソウル大公園で活動中の動物解説士だ。動物解説士は観覧客に動物の生態的価値と保全の重要性を説明する役割で、博物館・美術館のドーセントのように動物園を案内するとして「ズー(Zoo)セント」とも呼ばれる。

8日午前、京畿道果川のソウル大公園で、ノ・ボヨン動物解説士が学生たちにピグミーカバについて説明している。「子カバ」とも呼ばれるピグミーカバは絶滅危惧種2級に分類される。現在、韓国ではソウル動物園でのみ観覧できる。/カン・ジョンア記者

◇サイ、ミーアキャット、ゾウ…1時間30分の解説

ノ氏はこの日、学生15人を1時間30分にわたり引率した。観覧はフラミンゴ舎からアフリカ館、大動物館、ラクダ舎、海洋館まで続いた。現場学習プログラム前に動物の状態を点検し、移動動線を調整するのも動物解説士の役割である。

オジロプレーリードッグの檻の前に到着すると、学生たちはしきりに「かわいい」と声を上げた。ノ氏はオジロプレーリードッグが木の枝を集める理由について「伸び続ける前歯を削るための行動だ」と説明した。続いてサイやミーアキャット、ゾウ、ライオン、ハイエナなど動物ごとに生態の特徴と行動習性に関する説明が続いた。

とりわけ学生の関心を引いたのはミーアキャットだった。四方を警戒するようにきょろきょろする様子を見た中学1年のクォン・ジュウォン(14)君は「ずっと空をうかがうミーアキャットが最も印象に残った」とし「解説士の説明を聞いて、動物が絶滅しないようにもっと関心を持たなければならないと思った」と語った。

8日、京畿道果川のソウル大公園のゾウ舎前で、学生たちが動物解説士の説明を聞いている。/カン・ジョンア記者

◇動物解説士になるには3対1の競争を勝ち抜き試験に合格する必要

ソウル大公園は2012年に韓国で初めて動物解説士養成プログラムを導入した。今回の第4期募集には計53人が志願し、17人が選抜された。とりわけ今回の期はこれまでと異なり、ソウル大公園が直接、募集から対面講義、筆記・実技試験まで実施した。

競争を勝ち抜いて選ばれたものの、ノ氏は依然として「学ぶことが多い」とした。ノ氏は「まだ子どもたちに知っている内容をすべて伝えきれていないようで残念だ」とし「プログラムが終わるたびに、より良い解説のために研究している」と述べた。

8日午前、ソウル大公園で動物解説士が団体教育に参加した学生たちを引率している。/カン・ジョンア記者

◇時給は生活賃金水準…原動力は「やりがい」

今回の新規解説士はとりわけ絶滅危惧動物の保護に関する教育を集中的に受けた。ノ氏もプログラムの最後に、学生たちに分別排出の実践、水の節約、物を長く使うことなど、日常で容易に実践できる環境保護の方法を紹介した。

動物解説士は毎週1〜2回、プログラムの日程に合わせて出勤する。活動費はソウル市の生活賃金水準である時給1万2121ウォンだ。1日の最大勤務時間は6時間で、報酬だけを見ると大きい方ではない。

8日、ソウル大公園でノ・ボヨン動物解説士が教育プログラムを終えて学生たちと挨拶を交わしている。彼は授業の締めくくりに、絶滅の危機にある動物を守るため環境保護が必要だとして、分別排出など日常での実践を強調した。/カン・ジョンア記者

それでもノ氏が引き続き現場を駆け回る理由は明確だ。ノ氏は「YouTubeやオンライン動画でも動物を見ることはできるが、実際に目の前で向き合ってこそ『守らなければ』という気持ちが生まれるようだ」とし「子どもたちが動物を単なる見せ物ではなく生きている生命として感じる瞬間に最大のやりがいを感じる」と語った。

第4期動物解説士の活動は2029年3月までだ。ソウル大公園の関係者は「第4期の活動期間が終わる時点に合わせて第5期動物解説士の発足可否を検討する予定だ」とし「動物解説士は生物多様性保全の価値を伝え、市民中心の教育型動物園の役割を強化している」と述べた。

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