海洋廃棄物を再利用する企業フォーシスが再生ナイロンの欧州市場に参入した。廃漁網、廃カーペット、産業用廃繊維など捨てられていた資源が再使用され、プラダなどの高級ブランドの素材として活用される見通しだ.
フォーシスはイタリアのグローバル・リサイクル企業アクアフィル(Aquafil)と、廃漁網由来の再生ナイロン6(r-PA6)ペレット供給契約を締結したと6日明らかにした。初回ロットは釜山港で船積みされ、現在欧州へ輸送中だ.
アクアフィルは廃漁網やカーペットなどを原料に再生ナイロン「ECONYL」を生産する企業である。単純な廃資材の再利用を超え、グローバル高級ブランドに原料として供給している.
今回の契約は、フォーシスがグローバル最高水準の品質基準と供給安定性を同時に立証し、プレミアム素材のサプライチェーンに組み入れられたことを示す。フォーシス関係者は「再生素材流通プラットフォーム『エコネクト』の支援を受けてプロジェクトを推進した」と述べ、「品質検証と供給安定性を基盤にアクアフィルとの協力規模を段階的に拡大していく計画だ」と語った.
フォーシスはHD現代重工業、ハンファオーシャンおよびHMMなどと長期契約を結び、船舶用ロープおよび漁具などを安定的に回収している。また、ULソリューションズの海洋流入可能プラスチック(OBP)認証に基づく生産体制を構築し、GRS・ISCC+などグローバル認証も確保した。さらに、塩素除去の高効率酸化プロセスと排水100%再利用システムを適用し、環境性能と品質を同時に確保した.
業界では、フォーシスが海洋廃棄物問題の解決と同時に高付加価値素材産業への転換を主導的に進めているとの評価が出ている.
ウォン・ジョンファ代表は「今回の協力は単なる輸出ではなく、グローバル循環経済市場で競争力を立証した事例だ」とし、「技術の高度化と安定的な供給を基盤に欧州市場での地位を持続的に拡大していく」と述べた.