トコブシを採取する海女の姿/朝鮮DB

銀カマス、オキドム、マナガツオなど多様な済州の特産水産物のうち「代表を一つだけ挙げるなら」トウガイを外せない。

済州方言で「グジェンイ」と呼ばれるこのサザエは、単なる食材を越え、済州の海女の暮らしと地続きである。荒い波に耐え抜いたトウガイの尖った殻は、海に潜って生計を立ててきた海女の強靭な生を象徴することもある。

トウガイはアワビと同じサザエ科に属する腹足類の軟体動物である。主にヒジキやワカメを食べて育つ。昼は岩の隙間に身を隠し、夜になると活動する習性を持つ。

外形の角は、強い潮流や捕食者から身を守るために発達したものとされる。

済州のトコブシ/西帰浦水協

韓国では済州と南海岸の岩盤質の浅海に生息する。とりわけ国内で流通するトウガイの80%以上が済州産と推定される。産卵期は晩夏から初秋で、済州では生態保護のため毎年6月1日から8月31日までを禁漁期に指定し、採取を制限している。

栄養学的価値も高い。トウガイは高タンパク・低脂肪食品で、タウリンとアルギニンが豊富とされる。青魚に多いDHA成分も含まれており、春の滋養食材としても挙げられる。近年は、身と内臓から抽出した低分子ペプチドが抗酸化・抗炎症効果を示すとの研究結果も出ており、機能性食品および化粧品原料としての活用可能性にも注目が集まっている。

ただし名称はやや混同される。トウガイの標準名は「サザエ」であり、一般に「サザエ」と呼ぶものは標準名の基準では「トゲモミジボラ」である。魚市場では混乱を減らすため、それぞれ「トウガイ」「本サザエ」と区分して呼ぶ場合が多い。

摂取時には注意が必要だ。内臓部位は苦味が強く、一般に取り除いて食べるほか、テトラミン毒素がある場合があり、過剰摂取で腹痛を誘発することがある。

とりわけ済州でもウド産のトウガイは商品性が高いと評価される。1個あたり500gを超える大型個体が多く、身が締まっているのが特徴だ。ウドではこれを基盤に2009年から「ウド・サザエ祭」を開き、地域の代表行事へと育ててきた。

今年の祭りは24日から25日までの2日間、ウドのチョンジン港一帯で開かれる。済州市ウド面連合青年会が主管し、地域の海産物を中心とする郷土の食を楽しめる行事として定着した。とりわけ最終日の25日午後6時30分から9時30分までは郷土料理店のメニューが無料で提供される予定だ。

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