テジョンO-Worldから逃げ出した「ヌック」を捕獲するため、20mの距離から放った麻酔銃1発が命中し、生け捕りに成功したと把握されている。
17日テジョン市によると、16日午後5時30分ごろにヌックが目撃されたとの通報が捜索合同チームに入った。捜索合同チームがドローンを飛ばして探索していた午後6時18分ごろ、マンソン山のあずまやとチムサン橋周辺でヌックを見たという通報が相次いだ。
当該通報を確認したチェ・ジンホ野生生物管理協会専務理事は、ヌックが14日に発見された時よりもさらに機敏になったと判断した。合同チームは消防当局に通報地点付近のヌックの進入路を遮断するよう要請し、テジョン都市公社などの人員を投入して捜索作業を行ったが、ヌックを発見できなかった。
同日午後11時45分ごろ、アニョンドン一帯で探索を行っていたドローンにヌックが捉えられた。当時、チェ専務理事は近隣で待機していた獣医師のジン・セリム国立生態園動物福祉部次長と発見地点へ移動した。この日深夜0時17分、アニョンIC近くでヌックを見つけたチェ専務理事とジン獣医師は、それぞれサーマルカメラと麻酔銃を手に捕獲作戦を進めた。
ヌックが捜索チームに気づいて退路へ逃走を始め、木の間に身を潜めていたジン獣医師が約20mの距離から麻酔銃1発を発射した。麻酔弾はヌックの太ももに命中し、約6〜7分のあいだ500mほど移動したヌックは用水路に落ちた。水中で気道が塞がれると窒息する危険があるため、合同チームはすぐにヌックを引き上げ、気道を確保した。
その後O-World動物病院に搬送されたヌックは血液検査を行い、異常はないとの結果が出た。しかしX線撮影の結果、胃から長さ2.6㎝の釣り針が見つかり、二次動物病院に移送され内視鏡で除去の施術を受けたことが分かった。