「城東区庁が運営する『ムジゲ(虹)菜園』で一般分譲者と基礎生活受給者を区域で区分して表示・配分している現在の方式は、利用者間の不必要なラベリングと心理的萎縮を招くおそれがある。」〈城東区庁民願内容〉
ソウル城東区の公共菜園で、脆弱階層の当選者名簿と区画番号を併せて公開し、配置図だけでも利用者の類型を特定できたことが確認された。利用の過程においてまで脆弱階層か否かが露見する構造という点で「ラベリング効果」を巡る論争が起きている。
15日城東区などによると、城東区は2012年から都心型公共菜園である「ムジゲ(虹)菜園」を運営している。家族や隣人がともに菜園を耕し交流しながら、健康で活気ある地域共同体を築いていく機会を設けることが目的である。
ムジゲ菜園は5744㎡(約1738坪)規模で、今年は403区画のうち56区画を「配慮類型」として割り当てた。対象は障害者、基礎生活受給者、65歳以上の1人世帯のうち次上位階層、国家有功者、2人以上の子どもがいる世帯などである。
問題は「名簿公開方式」だった。城東区は2月、一般分譲者とは別に配慮類型の当選者名簿を公開し、各当選者の菜園番号を併せて案内した。「金○ス/菜園番号200番」といった形式だった。
この名簿を配置図と照合すると、特定区画の利用者が配慮類型に該当するかを容易に知ることができる。実際に城東区庁のホームページと菜園入口の案内板には区画番号と位置が表示された配置図が掲示されており、利用者の類型を区分できた。
城東区住民の間でも問題提起が相次いでいる。ある住民は民願を通じて「支援対象者を選定することと、利用の過程においてまで区分・表示することは全く別の問題だ」とし、「番号だけで(脆弱階層を)特定できる構造は改善が必要だ」と述べた。
菜園を利用していたA氏も「配慮類型の利用者だけを別途に分けて発表し、位置まで明らかになる方式は理解しがたい」と語った。
このような方式は今回が初めてではない。城東区は2013年から配慮類型の当選者名簿と区画番号を併せて公開しており、一部の年度には実名全体と番号がともに公開されることもあった。
論争が拡大すると、城東区は制度改善に乗り出すことにした。2027年からは一般類型と配慮類型の名簿を統合して発表する計画である。
また、配慮類型の区画が特定区間に集中した点も改善する方針だ。城東区関係者は「歩行が不自由な障害者や高齢者、未成年の子どもを同伴した多子世帯など物理的なアクセス性が必要な場合に限って主出入口に近い区域を割り当て、それ以外の配慮類型は一般区画と統合して割り当てる」と明らかにした。