「今日も40T(40錠)完了」「0000(薬の名前)の力。勉強がはかどる」
最近ソーシャルメディア(SNS)に相次いで投稿された書き込みである。投稿者は自分を2013年生まれだと明かし、風邪薬数十錠とびっしり書き込まれたノートを一緒に証拠として示した。定量を超えて服用すればかえって集中力が高まるという主張も付け加えた。青少年の間でいわゆる「OD(Overdose・過量服用)」を証明する投稿の一例である。
このようなOD認証が広がるなか、薬物を容易に入手できる経路として「倉庫型薬局」が指摘されている。未成年者の医薬品大量購入を防ぐ制度的装置が不十分だという指摘も出ている。
◇「薬を苦労して買うな」…倉庫型薬局の推薦投稿が拡散
14日、エックス(X)には「OD避難所」という名前のコミュニティがある。3000人余りが加入している。ここには周囲の監視を避けて薬を服用する方法や、疑いを避けて大量に購入するコツを共有する投稿が多数上がっている。単なる情報交換を超え、実質的に薬物の不適正使用を助長する空間として機能しているとの批判が出ている。
特にこの間では倉庫型薬局が主要な購入窓口として取り沙汰される。ある利用者は「街の小さな薬局は細かく聞いてくるが、人で混み合う大型薬局は大丈夫だ」とし「みんな薬を苦労して買うな」と書いた。
別の利用者は「大型薬局では『1日1錠以上は飲まないでください』という言葉だけで渡された」とし「このように000(睡眠誘導剤)を5本買ってきた」と述べた。
◇睡眠誘導剤を大量購入しても『決済可能』
倉庫型薬局はスーパーのように広い陳列棚とカートを備えた形態の薬局である。医薬品と健康機能食品を一度に購入でき、利便性と価格競争力を武器に急速に拡大している。
問題は大量購入に対する制止装置が不足している点である。前日、ソウル龍山区のある倉庫型薬局を訪れた。青少年がOD認証で頻繁に言及する一般用医薬品が陳列されていた。睡眠誘導剤A薬品5箱をカートに入れてレジに持っていくと、特段の確認や制止もなく決済が進んだ。
同じ日に訪れたソウル市麻浦区の別の倉庫型薬局も同様だった。外国人観光客まで押し寄せた売り場ではレジが速く回り、購入目的や服用量に関する質問はなかった。いずれの店舗も大量購入が事実上、制限なく行われる様子だった。
A薬品には「メチルエフェドリン」成分が含まれている。過量服用時に覚醒効果を引き起こす可能性があり、一部青少年の間で不適正使用の事例が報告されている成分である。違法薬物の製造原料として使用された前歴もある。
食品医薬品安全処は昨年12月、違法薬物の製造を防ぐため、A薬品の1人当たり1回販売量を「4日分」に制限する指針を出した。しかし強制規定ではない勧告事項である。一般用医薬品の販売は薬剤師の裁量に委ねられている。
保健福祉部関係者は「不適正使用の懸念がある医薬品を説明なしに青少年に販売する行為は薬剤師倫理違反に該当する可能性がある」とし「倫理委員会の審議・議決を経て資格停止処分を受けることができる」と述べた。
◇「青少年の過量服用対策を整えるべきだ」
政府も対応に乗り出したが、実効性には疑問が提起されている。保健福祉部は3月に薬事法施行規則を改正し、薬局名に「倉庫型」「工場型」などの表現を使えないようにした。消費者を過度に誘引する恐れがあるという理由からだ。
しかし業界では、こうした措置だけでは青少年の過量服用問題を防ぐのは難しいという見方が多い。大韓薬剤師会関係者は「風邪薬など一般用医薬品は大量購入後の追跡が容易ではなく、不適正使用の管理に限界がある」とし「青少年ODは社会的病理現象とみなし、別途の対策が必要だ」と述べた。
保健福祉部は問題の可能性がある一般用医薬品を中心に追加の対応策を検討している。保健福祉部関係者は「消費者層によって問題となる医薬品などは、薬剤師会と別途の管理体制を協議していこうと提案した状況だ」と述べた。