海軍の結婚式の行進で「交差刀」を行っている。交差刀は、礼刀隊が新郎新婦の入退場などで両側の刀を交差させて掲げ、行進を彩るパフォーマンスだ。/キム・グァンレ記者

海軍将校のA氏は4年の交際の末に今年結婚式を挙げる予定だったが、近ごろ心穏やかではない。早くから予約しておいた海軍ホテルの結婚式場を巡り、海軍と運営業者の間で法的紛争が続いているためだ.

式場側は「結婚式の進行に問題はない」と案内したが、万一の事態に備えて挙式を延期するか別の会場を探すべきか悩んでいる。A氏は「軍が運営する施設なので安定的だと思っていたが、かえって不安になった」と語った.

海軍ホテルの結婚式場を巡る対立が長期化し、ここを予約した婚約中のカップルの不安が高まっている。一部は予約を取り消して別の結婚式場に移る事例も出ている.

◇紛争の長期化で婚約者の不安が拡散

10日、海軍ホテル結婚式場のホームページには「既存契約顧客の挙式準備により集中し安定的運営のため、当分の間、新規挙式の相談および契約は暫定中断することに決定した」との案内文が掲載された。さらに「最近の状況で不安を感じる顧客のために、手付金返金規定に関係なく手付金の全額返金も可能だ」と案内した.

ソウル永登浦区と慶南チャンウォン市チネ区にある海軍ホテルの結婚式場は、比較的安価な費用と良好な食事の品質で軍の将兵と家族の間で人気が高かった。しかし、運営業者の長期独占疑惑に関する監察結果が出て状況が変わった.

ソウルとチネの海軍ホテル結婚式場は民間業者2社が委託運営してきた。これらの業者は2013年から随意契約を通じて運営を続けてきた。しかし、虚偽領収書の作成や元海軍参謀総長の接待疑惑などが監査院の監査と海軍の監察の過程で浮上し、海軍は昨年3月と5月にそれぞれソウルとチネの結婚式場の委託運営契約を解除した.

運営業者は契約解除の効力を止めてほしいとして行政訴訟を提起した。仮処分申請は認められなかったが、本案訴訟は現在も進行中である.

ソウル海軍ホテルの全景。/海軍ホテルWウェディングホール公式サイトのスクリーンショット

◇駐車の混乱に費用負担まで…挙式延期を検討

結婚式場の利用者は不安を訴えた。海軍ホテルの結婚式場を予約した海軍将校B氏は「業者は結婚式を正常に進行できると言うが、いつどう変わるか分からず心配だ」と語った.

目下、駐車の問題も浮上した。ソウルの海軍ホテル結婚式場はこれまで近隣の部隊内施設を駐車場として活用してきたが、最近、海軍が使用を制限し、代替駐車場を確保して運用中だ。ただし、利用場所が継続的に変わっており、混乱が続いている.

結婚式場を移すのも容易ではない。他の軍福祉ウェディングホールは海軍ホテルより費用が最大4倍ほど高いとされる.

海軍将校C氏は「費用負担と差し迫った日程のため、結婚式をいっそ延期する案まで検討している」と語った。別の将校D氏は「不安感のため急ぎ別のウェディングホールに変更したが、予想より費用が大幅に増え、新婚旅行の経費を削らざるを得ない状況だ」と述べた.

10月23日に忠清南道ケリョンデで開かれた国会国防委員会の海軍本部に対する国政監査で、証人として出席したカン・ホスンJKコンベンション代表とタク・ホンナム海軍ホテルWウェディングホール代表が委員の質疑に耳を傾けている。/News1

◇海軍「無断営業」…業者「正当な運営」

現在、海軍と運営業者が相反する立場を示しており、紛争が長期化する可能性がある。海軍は契約解除後も業者が無断で施設を占有し営業を続けているとみている.

海軍関係者は「予約の取り消しなどで不便を被る顧客には事前案内を行ってきた」とし「被害の最小化に向け必要な措置を講じている」と述べた.

一方、運営業者は契約解除は不当であり、現在の運営も契約に基づく正当な措置だと主張する。業者側は「契約上、紛争が発生しても後任受託者が指定されるまで業務を継続しなければならない」とし「正常な運営を違法行為のように(海軍が)案内するのは事実と異なる」と述べた.

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