8日午前8時、ソウル鐘路区のソウル警察庁入口。遮断機の前で止まった乗用車の運転者が抗弁したが、警察官と行政職員は遮った。車両番号の末尾が奇数だったためだ。この車は直ちに「違反事例」として記録された。公的部門の車両2部制施行初日、現場では例外適用と取り締まりを巡る混乱が各所で起きた。
◇公共機関対象の2部制…3回摘発で懲戒
この日から公務員と公共機関職員などを対象に、従来の車両5部制より強化された車2部制(奇偶制)が適用された。奇数日には番号末尾が奇数の車両のみ、偶数日には偶数の車両のみ運行できる。3回違反時に懲戒対象となる「三振アウト制」も導入された。
ソウル警察庁関係者は「奇偶制に違反して来ること自体で1回の違反に該当する」とし、「(摘発された人々は)知らなかったと主張する場合が多いが、原則どおりにするしかない」と説明した。
障害者(同乗含む)、国家有功者、妊婦、未就学幼児同乗車、電気・水素車、緊急・医療車両などは例外対象だ。公共交通の利用が難しい場合も機関長の判断で除外される。この場合は事前申請を通じて標章を発給してもらう必要がある。
ソウル銅雀区庁の駐車場には例外標章を貼付した車両が目立った。「障害者同乗」の車両があり、「公共交通の不十分」を事由に標章を受けた車両もあった。該当車両は34㎞離れたナムドング(仁川市南東区)に居住しており、移動距離基準(30㎞以上)を満たした。
◇取り締まりを避け・誤って遮断…施行初日の「混乱」
この日から公共機関を訪れる民願人の車や、地方自治体などが運営する公営駐車場を利用する車にも5部制が適用された。車両5部制はナンバープレートの末尾に応じて曜日別に運行を制限する方式だ。水曜日であるこの日は、車両番号の末尾が3または8であれば公共機関の駐車場や公営駐車場を利用できない。
この日午前9時5分ごろ、ソウル永登浦区のヨイド路上公営駐車場では自動車5部制に違反した車が少なくなかった。永登浦施設管理公団の職員、姓チェの人物(62)は「ヨイドで最も忙しい時間帯なので電話しても出ない」と述べ、違反車に記された番号に一つひとつショートメッセージを送った。
ソウル市庁本館の公営駐車場では取り締まりの過程で口論も起きた。午前9時8分ごろ、集会用トラックが進入しようとすると、警備職員がこれを遮った。運転者は「集会申告車両なのになぜ入れないのか」と抗議し、職員は「5部制対象車両だ」と説明して追い返した。
しかし当該車両は末尾が5で、5部制の適用対象ではなかった。ソウル市庁関係者は「施行初日であるため、現場対応の過程で錯誤があったようだ」と述べた。
すべての公営駐車場に5部制が適用されたわけではない。ソウル市は全体の公営駐車場のうち75カ所にのみ5部制を施行し、在来市場近隣や住宅街など33カ所は除外した。
また、運営時間が終わった後には自由に駐車できる。ソウル市庁本館の駐車場の場合、午後6時以降から9時までは5部制に関係なく出入りが可能だ。今月2日以前に月極定期券を購入した車両も有効期間中は適用対象から除外される。ヨイド公営駐車場の関係者は「最近、定期券を前もって購入する利用者が増えた」と伝えた。
現場では車両利用が減ったという反応も出た。ある公営駐車場の管理人は「微小粒子状物質が深刻だった時に車2部制を行ったが、その時よりも車が少ない」と語った。