タトゥー(Tattoo・入れ墨)の方法を1日で学べる「タトゥー・ワンデークラス」が増えている。この過程で自分の体に直接入れ墨を入れる「セルフタトゥー」まで行われ、安全と責任の問題も併せて提起されている。
7日基準でソーシャルメディア(SNS)にはハッシュタグ(#)でタトゥー・ワンデークラスを付けた投稿が1000件以上上がっている。大半はハンドポーク(針での手作業)方式を中心に基礎理論と図案制作を学び、ゴム板の実習を行う順で進む。
特に講座の最後にセルフタトゥーをできる場合が多い。通常は指の一節ほどの小さな入れ墨を入れる。比較的痕跡が薄く残る手のひらなどへの施術を勧めるが、一部は腕や脚などを選ぶこともある。
タトゥー・ワンデークラスの受講料は10万〜20万ウォン水準だ。似た大きさのタトゥーを施術で受ける費用と大差ない。その代わり、自ら入れ墨を入れる体験を強みとして掲げる。SNSには「愛犬を象徴する絵を自分の体に直接刻んで誇らしい」などの参加後記も容易に見つかる。
問題は1日だけの教育では入れ墨を巧みに行うのが難しい点である。セルフタトゥーの過程でにじみや非対称などが発生し、再び専門のタトゥーイスト(入れ墨師)を訪ねて再施術を受ける事例もあると伝えられた。
入れ墨を除去する費用がさらに大きくかかる場合もある。染色の有無やデザインによって数十万ウォンがかかる。未熟練者が皮膚の深くにインクを注入する場合、除去自体が難しくなることがある。
タトゥーイストは競争が激しくなる中でタトゥー・ワンデークラスが盛行していると評価した。特に1日講座でセルフタトゥーまで誘導するのは行き過ぎだという意見が多かった。
10年経歴のタトゥーイストA氏は「皮膚にインクを刻む作業は取り返しのつかない行為なのに、1日の教育で施術までさせるのは無責任だ」と語った。
タトゥーイストB氏も「タトゥーは衛生と技術がともに重要な作業なのに、一般人に施術を誘導するのは危険だ」とし、「業界競争が深化する中で現れた現象だが、合法化を控えた時点で懸念される」と述べた。
セルフタトゥーを巡る法的基準も曖昧だ。現在タトゥー施術は医療行為に分類され、医師のみが合法的に行える。2027年10月29日に入れ墨師法が施行されても、国家資格を取得した場合にのみタトゥー施術が可能だ。
業界では制度の空白状態でタトゥー市場が急速に拡大し、セルフタトゥーと教育が混在した状況だとみる。
イム・ボラン大韓入れ墨師中央会長は「低熟練の一般人中心のワンデークラスより、熟練した人材が教育と施術を担うべきだ」とし、「今後政府が実施する入れ墨師試験も筆記より実技中心とし、一定の教育履修要件を強化する必要がある」と述べた。