中東情勢の後、供給元が原材料価格を30%引き上げるという。

25日、ソウル永登浦区のある懸垂幕(横断幕)業者。50坪ほどの工場には懸垂幕を作る機械が10台あった。しかし稼働していたのは2台だけだった.

従業員の姓チョの人物(40)は供給元の値上げ通知にため息を繰り返した。チョは「高物価・高ウォン安で2年前から着実に原材料価格が上がってはいたが、今回のように大きく跳ね上がったのは初めてだ」と語った。

25日、ソウル中区の横断幕業者で社長が横断幕を製作している。/イム・ヒジェ記者

◇「材料費は上がるのに、価格は上げにくい」

中東情勢の長期化で懸垂幕業界にも余波が及んでいる。原材料価格が急騰したものの、競争のため懸垂幕の制作費を引き上げられず、費用をそのまま抱え込んでいるためだ。こうした状況が続けば、第9回全国同時地方選挙(6・3地方選)で懸垂幕を見るのが難しくなるとの見方まで出ている。

26日、業界によると最近、懸垂幕業者には材料の納入価格を引き上げるとの通知が相次いでいる。ソウル中区で懸垂幕業者を運営する姓キムの人物(48)は「原材料を納品する中間業者が15%引き上げると連絡してきた」とし、「注文は少ないのに材料費だけが上がるので本当に途方に暮れる」と述べた。

25日、ソウル中区の横断幕業者で大型プリンターが横断幕を印刷している。/イム・ヒジェ記者

最近のごみ袋買いだめの動きなどと同様に、ひっ迫したナフサの需給が原因である。懸垂幕は、ナフサから得られる基礎油分(エチレンなど)を合成したポリエステル生地と染料で製作する。

韓国が輸入するナフサの約54%が通過するホルムズ海峡が滞り、ナフサの供給が減った。国際ナフサ価格も前日時点でトン当たり1000ドル台を突破し、3週間で1.5倍に跳ね上がった。ナフサを基礎とする原料の価格が相次いで上がった背景である。

ソウル中区の懸垂幕業者の社長、姓パクの人物(52)も、ポリエステル生地の価格が戦争以降に15%超上昇したと吐露した。問題は、大手業者などと競合する状況で価格を引き上げられない点である。

パクは「価格を上げると客が離れるのではないかと、容易に値上げできない」とし、「中国産原材料を使い外国人労働者を雇用する大手業者が増え、競争がさらに激しくなった」と述べた。

2日、ソウル市内に政党の横断幕が掲げられている。/聯合ニュース

◇懸垂幕の書き入れ時『選挙効果』を逃しかねない

懸垂幕業界の「繁忙期」とされる選挙が近づいていることも変数だ。懸垂幕の注文が一時的に集中すれば、原材料の品薄が深刻化しかねないためである。

候補者は通常、選挙期間中に懸垂幕を3回取り替え、選挙後の当選・落選のあいさつ用懸垂幕まで合わせて計4回注文する。公職選挙法上、懸垂幕は地域内の邑・面・洞の数の2倍まで設置できる。

仮に邑・面・洞の数が5カ所であれば、候補者1人が40枚の選挙懸垂幕を掲示できる計算だ。前回の地方選では約14万枚の懸垂幕が制作されたとされる。

韓国繊維産業連合会の関係者は「市場に供給できる懸垂幕生地3カ月分、製作原料6週間分を備蓄している」としつつも、「選挙期間に爆発的に増える懸垂幕需要に備え、海外から輸入するか、懸垂幕繊維をリサイクルする方案を検討している」と述べた。

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