グループ防弾少年団(BTS)が約3年5カ月ぶりに「完全体」で戻ってきた21日、ソウルのクァンファムン広場。一帯は世界各地から集まったアーミー(ARMY・BTSのファンダム)が掲げた紫色の応援棒で染まった。
BTSはこの日午後8時から「BTSカムバックライブ:アリラン(ARIRANG)」のステージを披露した。クァンファムン前のウォルデ(朝鮮王朝時代の月台)上でメンバーの姿がスクリーンに映し出されると、アーミーは歓声を上げた。
続いてステージにBTSのメンバーが登場した。1曲目は新アルバム「アリラン」の1番トラック「ボディ・トゥ・ボディ(Body to Body)」だった。民謡「アリラン」の旋律の一部を活用した曲である。続いて同アルバム収録曲「フーリガン(Hooligan)」のステージが続いた。
アルバム「アリラン」は前日午後1時に発売されたが、アーミーはあらかじめ把握しておいた歌詞と応援法どおりに公演を楽しんだ。
BTSのメンバーは「4年ぶりにこのように挨拶する。防弾少年団だ」と挨拶した。ジンは「皆さんと再び向き合うことができて感謝し、幸せだ」と述べた。ジミンは「クァンファムン広場を埋め尽くしてくださるとは思わなかったが、心から幸せで感謝している」と語った。メンバーの挨拶のたびにファンの歓声が鳴りやまなかった。
◇老若男女、人種、国籍を越えて世界中のアーミーが集結
クァンファムン広場一帯は朝から公演を待つアーミーの足取りが続いた。2万2000席の指定席のチケットを入手できなかった人々は、スタンディング席のスクリーンに少しでも近い場所を確保しようと、一日中安全管理線(フェンス)周辺で待機した。
公演のために夜を明かした10年目のアーミー、チョン姓の人物(27)は「世界中のファンがこの日だけを待っていた」とし、「アルバム『アリラン』でのカムバックを心から祝福し、常に応援する」と述べた。
ソウル市のリアルタイム都市データによると、この日午後8時時点の公演会場一帯の人口は4万2000〜4万4000人だ。リアルタイム流動人口は通信会社KTとSKテレコムを利用する人々の信号を基に市場占有率などを補正して算出される。
この日現場に外国人アーミーが多数いる点を考慮すると、実際の流動人口はさらに多いとみられる。実際にクァンファムン広場はもちろん、セジョンデロと市庁広場がアーミーで埋まった。
年齢層も多様だ。ソウル市の集計基準で20代が25.2%で最も多く、40代21.1%、30代20.2%、50代16.5%の順だ。60代以上も9.8%だ。
警察は当初、最大26万人の人出が押し寄せると予想した。1平方メートル当たり2人ずつ、キョンボックンからスンニェムンまで人が埋まる場合を仮定した数値だ。ただし動画プラットフォームのネットフリックスを通じて公演が世界に生中継され、これよりは少ない人数が会場に集まったとみられる。
◇地下鉄2・3・5号線 午後10時から臨時列車を投入
公演は約1時間ほど続く予定である。警察をはじめとする関係機関は、観客が帰宅するまで人出の管理に集中する方針だ。群衆の縁に沿ってゆっくり移動し、歩行中のスマートフォン使用を控えるようにと警察は呼びかけた。
ソウル地下鉄1・2号線の市庁駅、3号線のキョンボックン駅、5号線のクァンファムン駅はこの日午後10時から順次、通過運転の解除となる。地下鉄2・3・5号線にはそれぞれ4本ずつ臨時列車を投入することにした。バスは午後11時から通常運行する。