北極ダサン科学基地のエアロゾル採取装置。/極地研究所

北極大気中のブラウンカーボンの光吸収特性が大気輸送の過程でどのように変化するかを示す研究結果が出た。これまで気候モデルの不確実性の一つとされてきたブラウンカーボンの気候影響を現場観測で定量的に分析した事例である。

パク・ジヨン極地研究所海洋大気研究本部責任研究員の研究チームは、2022年5月から2023年4月までの1年間、北極ダサン科学基地近隣のグルバデット観測所でエアロゾル試料を採取し、ブラウンカーボンの光吸収特性を分析したと1日明らかにした。研究結果は国際学術誌「ユヘムルジルジャーナル(Journal of Hazardous Materials)」9月号に掲載された。

大気中のエアロゾルは一般的に日光を反射して地球を冷やす役割を担うが、エアロゾル成分のうち煤である「ブラックカーボン」と褐色の「ブラウンカーボン」は光を吸収し、この冷却効果を相殺する。とりわけブラウンカーボンは大気中で光と反応しながら吸収特性が変化するため、気候への影響を正確に算出することが難しかった。

研究の結果、ブラウンカーボンの年間平均の光吸収度はブラックカーボンのおよそ15%水準であることが示された。研究チームは、ブラウンカーボンの吸収効果を気候モデルに反映する場合、エアロゾルの全体的な冷却効果が従来推定より小さくなる可能性があると説明した。

季節別には冬と早春に中緯度地域の人間活動から発生した汚染物質の影響が際立った。研究チームは、ブラウンカーボンを特性に応じて細分化し、光化学反応による光吸収度の変化を分析したのは今回が初めてだと述べた。

パク・ジヨン責任研究員は「ブラウンカーボンの光化学的な変化を気候モデルにどう反映するかによって気候効果が変わり得る」とし、「今回の結果が気候モデルの不確実性を減らすのに活用できるだろう」と語った。

参考資料

Journal of Hazardous Materials(2026), DOI: https://doi.org/10.1016/j.jhazmat.2026.143086

※ 本記事はAIで翻訳されています。ご意見はこちらのフォームから送信してください。