Alteogen(196170)が米国メルク(MSD)の免疫がん治療薬「キイトルーダ」皮下注射(SC)製剤の販売に伴う初のマイルストーンを受け取る。
AlteogenはMSDから、キイトルーダSC(製品名 キイトルーダ キュレックス・Keytruda Qlex)の販売に伴うマイルストーン2,500万ドル(約344億ウォン)を受領する予定だと31日公示した。
今回のマイルストーンは、AlteogenとMSDが締結したライセンス契約に含まれる総10億ドル規模の販売マイルストーンのうち、初めて達成したものだ。
キイトルーダSCの販売は急速に伸びている。MSDによれば、キイトルーダSCは昨年10月の発売以降、昨年4四半期に4,000万ドルの売上を記録した。今年1四半期には1億2,800万ドル、2四半期には4億6,300万ドルと四半期売上が急増した。今年上半期の売上は5億9,000万ドル(約8,121億ウォン)に達した。
キイトルーダはPD-1を標的とする免疫がん治療薬で、40を超えるがん適応症に単独または他の治療薬と併用で用いられている。MSDは、Alteogenのヒアルロニダーゼ基盤の皮下注射製剤変更技術「ハイブロザイム(Hybrozyme)」を適用し、既存の静脈注射(IV)製剤を皮下注射へ転換する取り組みを拡大している。
キイトルーダSCの市場拡大には、米国内での保険請求手続きが簡素化されたことも影響したとみられる。米国では4月にキイトルーダSCに対する恒久的なJコードが発効した。
Alteogenの立場では、今回のマイルストーンは臨床や承認など開発段階で発生する技術料を超え、実際の製品販売に連動した収益を確保し始めた点で意味がある。
キイトルーダの活用範囲が広がっている点も好材料だ。MSDは既存の単独療法に加え、経口抗がん剤、抗体薬物複合体(ADC)など他の治療薬との併用療法、術前・術後治療へとキイトルーダの使用領域を拡大している。
Alteogenは現在、ハイブロザイムプラットフォームを基盤に、MSDをはじめサノフィ、アストラゼネカ、GSK、バイオジェン、第一三共、サンド、インタスなど9社のグローバル製薬企業とパートナーシップを結んでいる。今年だけで3件の新規技術輸出契約を締結した。
Alteogenは既存パートナー社の臨床開発と商業化を支援する一方で、追加の技術輸出を推進する計画だ。