GC녹십자はフランスのワクチン開発専門バイオ企業オシバックス(Osivax)と、次世代インフルエンザワクチンの開発および商用化に向けた戦略的パートナーシップを締結したと28日に明らかにした。詳細な契約条件は両社の協議により非公開である。
今回の契約により両社は、GC Biopharmaのインフルエンザワクチン「ジシフル」とオシバックスのA型インフルエンザワクチン候補「OVX836」を単回投与の形で結合するプレミアム複合ワクチンを開発する計画だ。
ジシフルは世界保健機関(WHO)の事前適格性評価(Prequalification)認証を取得した標準ワクチンであり、インフルエンザウイルスの主要表面抗原であるヘマグルチニン(HA)に対するB細胞抗体反応を誘導する。
OVX836は変異率が低いウイルス内部の核蛋白(Nucleoprotein, NP)の組換え蛋白ワクチン候補で、強力なT細胞免疫反応を引き起こす。
両社が開発するワクチンは、相互補完的な二重の免疫機序(作用原理)を活用し、より広範な流行性・新型インフルエンザウイルスに対して高い防御効果を狙う戦略だ。
今回の契約によりオシバックスは当該ワクチンのグローバルな開発および商業化を進める。GC Biopharmaは韓国内での商用化独占権を確保した。ジシフルの長期供給権に加え、商業化に伴うロイヤルティ(使用料)など追加的な収益を創出する多角化された事業モデルを構築した。
ホ・ウンチョルGC Biopharma代表理事は「次世代インフルエンザワクチンの開発には、多様な科学分野の専門性を有する企業間の協力が不可欠だ」と述べ、「今回の協力は、GC Biopharmaの主要先進市場への進出を継続的に拡大すると同時に、韓国内での地位を強化する契機になる」と語った。
アレクサンドル・ル・ヴェール(Alexandre Le Vert)オシバックス代表兼共同設立者は「持続的に変異するインフルエンザウイルスに、より広く長期的な予防効果を提供できるアプローチに対する市場の需要は依然として非常に大きい」と述べ、「今回の協力は、オシバックスの革新的なT細胞中心の技術力と、GC Biopharmaがジシフルの開発・生産を通じて蓄積した長年の専門性と力量を結合する核心的な契機になる」と語った。