カイストの研究チームが、ナノ粒子が無作為に集まって形成される「人工指紋」をセキュリティに活用する技術を開発した/カイスト

韓国の研究チームが、ナノ粒子が無作為に配列されて生じる固有のパターンを用いて製品の真贋を確認するセキュリティ技術を開発した。高価な専用装置を使わず、スマートフォンのフラッシュライトやレーザーポインターだけで確認できる点が特徴だ。

キム・サンウクKAIST新素材工学科教授の研究チームは、クォン・ソクジュン成均館大学教授の研究チームと共同で「コロイドナノパターン」を活用した物理的複製防止機能(PUF)技術を開発したと26日に明らかにした。研究成果は国際学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」オンライン版に7月に掲載された。

PUFは、製品や機器ごとに偶然に生じる異なる物理的特性を一種の「指紋」として用いるセキュリティ技術である。同じ材料と工程を使っても微細構造を完全に同一に再現するのは難しい点を利用する。

研究チームは数百nm(ナノメートル、10億分の1m)サイズの粒子を水上で自己集合させ、毎回異なる配列を作った。こうして形成されたナノ構造に一般的な光を照射すると、粒子の配列に応じて異なる色と反射パターンが現れた。レーザーを照射すると光が多方向に広がり、さらに別の固有パターンが生成された。

研究チームは2種類の光学パターンをそれぞれ登録した後、実際の製品で現れる結果と照合して真贋を確認する方式を実装した。研究チームは、これを偽造するにはナノ構造だけでなく一般光とレーザーで現れるパターンまで併せて再現する必要があり、複製の難度を高められると説明した。

一方で技術の適用範囲も広げた。研究チームは当該ナノ構造をプラスチックや金属、透明フィルム、ハイドロゲルなど多様な素材表面へ転写することに成功した。

キム・サンウク教授は「今回の研究は、複製が難しい無作為構造を作りながらも、フラッシュライトやレーザーポインターのような簡便な道具で容易に真贋を確認できる点が核心だ」と述べ、「電子機器の認証や偽造防止ラベルなど、日常で手軽に活用できる次世代セキュリティ技術へ発展すると期待する」と語った。

参考資料

Nature Communications(2026), DOI: https://doi.org/10.1038/s41467-026-75781-4

※ 本記事はAIで翻訳されています。ご意見はこちらのフォームから送信してください。