ペ・チュンシク・カイスト総長が24日、ソウル鐘路区で開かれた記者懇談会で発言している。/カイスト

カイストは2027年3月から学部と大学院の全教科目を人工知能(AI)の時代に合わせて全面的に再設計する。新入生から段階的に適用する方式ではなく、学部1〜4年生と大学院生が履修するすべての科目のAI活用レベルを定め、授業方式も併せて変える構想である。

10日に就任したペ・チュンシク・カイスト総長は24日、ソウル鐘路区で開かれた記者懇談会で「すべての講義は基本的にAI時代に合わせて変わらなければならない」とし、「2027年3月からすべての構成員が始める」と明らかにした。今学期中に全教科目を再整理し、2027年3月から学部生と大学院生に同時に適用する計画だ。

ペ総長は任期中に最も変えたい一つを問う質問にも「全科目のAI化」を挙げた。ペ総長は「数カ月以内にカイストの教授750人全員がAI大学の兼任教授になる」とし、「AIをやらない人がいなくなる」と述べた。

カイストは全教科目をAI活用レベルに応じて3つの領域に再編する。人文社会や基礎科学などでは、AIの助けなしに学生が自ら読み、書き、思考する「AIフリー」教育を強化する。工学・応用科学など大半の授業ではAIを活用して問題を解決し、結果を比較・検証するようにする。AI自体を設計・開発する科目は、学生がAIを主導する領域として区分する。

ペ総長は「AI時代であるほど、人が質問し判断する基本的能力がなければAIに引きずられる」とし、「人文社会と基礎科学の授業では、学生がAIで課題を代替する既存の方式を脱し、教授とともに直接読み、書き、討論するようにする」と付け加えた。

ただしAIを完全に排除するわけではない。基礎的な力量を積んだ後には、AIを活用して成果物を作り比較する教育も併行する。具体的な科目別の運営方式は、今年構成するAI教育・研究・行政革新委員会で定める予定だ。

また既存の講義と課題、中間・期末試験中心から脱し、討論と発表、プロジェクト型授業を拡大する。ペ総長は「教授が知っていることを講義し学生が聞く方式なら、学生が講義を捨てることになる」とし、「大学教育の変化は不可避だ」と強調した。

教育課程の改編に合わせて入試の変化も推進する。ペ総長は「AI時代に必要な力量を入試で評価すれば、中高等学校教育にも変化が現れる」とし、「すでに入学処と協議を始めた」と明らかにした。

一方、ペ総長は研究分野でフィジカルAIをカイストの勝負どころに挙げた。ペ総長は「韓国の製造業基盤をAIと結合すれば、フィジカルAIに限ってはグローバル1強(G1)へ行ける」とし、「テドク研究開発特区内の政府出資研究機関(出捐研)などとの連携を強化するなど、関連研究への支援を拡大する」と述べた。

今回の実行計画は、ペ総長が就任式で提示した「基本が強いグローバル革新先導大学」と5大「ビヨンド(Beyond)」戦略を具体化したものだ。カイストは今年、革新委員会を通じて詳細課題と優先順位を定め、来年から教育・研究・創業など分野別の実行に本格着手する。2031年の開校60周年までに構成員が実感できる成果を生み出すという目標だ。

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