Celltrion(068270)がアジア主要市場で自己免疫疾患・抗がん治療薬の処方シェア1位を維持し、影響力を高めている。会社は既存製品の成果を土台に高収益の後続製品を本格投入する。
19日、医薬品市場調査機関アイキュービア(IQVIA)によると、今年1〜3月期にCelltrionの自己免疫疾患治療薬「ラムシマ」(成分名インフリキシマブ)はシンガポールで93%、香港84%、タイ78%、マレーシア72%のシェアで各国で1位を記録した。
抗がん剤も主要市場で上位を維持した。血液がん治療薬「トルキシマ」(リツキシマブ)はシンガポール93%、タイ78%でシェア1位を記録し、乳がん・胃がん治療薬「ハージュマ」(トラスツズマブ)はマレーシア51%、タイ42%のシェアを示した。
とりわけマレーシアでは転移性直結腸がん・乳がん治療薬「ベグゼルマ」(ベバシズマブ)の成長が目立った。昨年10〜12月期に現地のベバシズマブ製品の中でシェア4位だったベグゼルマは、今年1〜3月期にシェア30%を記録し、わずか1四半期で1位に浮上した。
Celltrionはマレーシア・シンガポール・タイなど主要アジア諸国で現地法人による直販体制を運営している。国別の入札環境に合わせた営業と安定的な供給を基盤に、製品処方の拡大に取り組んでいる。
新製品の発売も続く。Celltrionは今年下半期にタイでアレルギー疾患治療薬「オムリクロ」(オマリズマブ)と骨疾患治療薬「ストボクロ-オセンベルト」(デノスマブ)を発売する予定である。マレーシアとシンガポールでは年内に自己免疫疾患治療薬「Steqeyma」(ウステキヌマブ)を投入する。
Celltrion関係者は「ラムシマをはじめとする主要製品群がアジア主要国でシェア1位を継続し、市場影響力を高めている」と述べ、「既存製品の成果を新製品につなげ、アジア地域の売上成長と収益性向上を同時に推進する」と語った。