食品医薬品安全処は、いわゆる「白玉点滴」「ニンニク注射」などを違法販売した業者を摘発したと12日に明らかにした。/食薬処提供

いわゆる「白玉注射」「にんにく注射」など計1億6000万ウォン相当を医師の処方箋なしに違法販売した業者が検察に送致された。食品医薬品安全処(韓国の医薬品・食品規制当局)は薬事法違反の疑いでA氏を検察に送致したと12日明らかにした。A氏の犯罪収益7000万ウォンについては起訴前の没収保全を申請した。被疑者の刑が確定する前までに違法に得た収益を処分できないようにする措置である。

食品医薬品安全処によると、A氏は昨年4月から今年4月までオンラインで白玉注射、にんにく注射などの専門医薬品100余種を156人に違法販売した疑いを受けている。A氏は現金や口座振込で代金を受け取った後、医薬品を宅配で送るか直接手渡したという。専門医薬品は医師の処方が必要だ。購入者らは安価に病院へ行かずオンラインで医薬品を買い求めた。

A氏はもともと医薬品を病院に納品する業務をしていた。A氏は卸売業者に必要量より多くの医薬品を発注し、一部だけを病院に納品して残りを横流しする手口を用いたと調査で判明した。

白玉注射は基礎点滴にグルタチオンを、にんにく注射はビタミンB1などを混ぜたものである。白玉注射は本来、神経性疾患を予防する目的で処方していたが、これを受けて血色が良くなったという話が出回り、美容目的で求める例がある。にんにく注射はビタミン欠乏患者に処方すべきだが、最近は疲労回復目的で関心を集めている。食品医薬品安全処は「これを誤用・乱用する場合、血圧低下、脈拍異常、ショックなどの副作用が発生し得る」とし「必ず医師の処方が必要だ」と述べた。

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