国産37号新薬「ザキュボ(成分名ザスタプラザン)」が心血管系治療薬と併用しても臨床的に意味のある薬物相互作用が認められなかったとの研究結果が示された。
Onconic Therapeutics(476060)はザキュボとクロピドグレル、アスピリン、アトルバスタチン、アピキサバンを反復投与した臨床試験で、臨床的に意味のある薬物相互作用(DDI)が観察されなかったと15日に明らかにした。
今回の臨床は、実際の診療現場で頻繁に併用処方される心血管系治療薬とザキュボの併用可能性を確認するため、健康な成人を対象に実施した。
試験の結果、ザキュボとクロピドグレルを併用投与した際の抗血小板効果は、クロピドグレル単独投与と同様に示された。アスピリン、アトルバスタチン、アピキサバンとの併用でも、薬物動態(PK)と薬力学(PD)の評価結果から臨床的に意味のある薬物相互作用は確認されなかった。重大な有害事象や重大な薬剤有害反応も報告されなかった。
胃食道逆流症患者は心血管疾患や脂質異常症などの慢性疾患を併発する場合が少なくなく、複数薬剤を同時に服用する事例が多い。このため併用投与時の薬物相互作用の有無は、処方における重要な検討事項とされる。
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