食品医薬品安全処はGLP-1系の肥満治療薬について乱用懸念が高まっていることから、安全な使用の案内を強化することにした。オンラインの海外直購や個人間取引を自制するよう呼びかける一方で、医療機関と薬局を対象に適応外使用の広告の有無も点検する計画だ。
食薬処は7日、GLP-1系の肥満治療薬は医師の処方を受け、承認された適応症および用法に従って使用すべき専門医薬品だと明らかにした。
現在、韓国で承認されたGLP-1系の肥満治療薬は、体格指数(BMI)が30㎏/㎡以上の成人肥満患者、またはBMIが27㎏/㎡以上で高血圧、2型糖尿病、脂質異常症など体重関連の併存疾患がある過体重患者に処方される。
一部の製品は12歳以上の青少年にも使用できるが、肥満の診断と一定の体重基準などを満たさなければならない。食薬処は、青少年の場合は成長過程で栄養不足や過度の体重減少が生じ得るため注意が必要だと説明した。消化管の有害事象による脱水や急性膵炎の発生有無も綿密に観察すべきだと付け加えた。
食薬処はGLP-1系の肥満治療薬が単なる「ダイエット薬」と認識され、海外直購や個人間取引を通じて購入する事例が発生しないよう注意を呼びかけた。海外直購の医薬品は韓国で承認を受けておらず、安全性と有効性が検証されていないうえ、偽造医薬品が流通する可能性もあるという説明だ。
食薬処は今後、カードニュースやショート動画などを通じて安全使用情報を周知し、教育部など関係機関と協力して青少年と保護者向けの案内も強化する計画だ。地方自治体とともに、医療機関と薬局を対象に適応外使用の広告や過大広告の有無も集中的に点検する予定だ。
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