Onconic Therapeuticsが抗がん新薬候補物質「ネスパリブ」を前面に掲げ、グローバルな事業協力の拡大に乗り出す。
Onconic Therapeuticsは22日から25日(現地時間)まで米国サンディエゴで開かれる「バイオ USA 2026」に参加し、企業発表とビジネスミーティングを実施すると12日に明らかにした。
24日にはキム・ジョン代表が企業発表に登壇し、ネスパリブの研究開発の現状と臨床成果、グローバル事業化戦略を紹介する予定だ。会社は事業開発(BD)人材と研究陣、経営幹部などで代表団を構成し、グローバル製薬会社および投資機関とパートナリングミーティングを行う計画である。
ネスパリブはPARPとテンキラーゼを同時に阻害する二重機序の抗がん新薬候補物質である。現在、膵がん、子宮内膜がん、卵巣がん、胃がんなど4つの適応症を対象に第2相臨床開発が進行している。
Onconic Therapeuticsは先月、米国臨床腫瘍学会(ASCO)2026で転移性膵がん患者を対象としたネスパリブ第1b相臨床研究の結果を発表した。会社によると、一部患者で完全寛解(CR)の状態が40カ月以上維持される事例が確認された。
会社はASCOでの発表以降、海外製薬会社からのパートナリングミーティング要請が増えたことから、今回のバイオ USAを事業協力拡大の契機として活用する計画である。
キム代表は「ASCOでの発表以降、ネスパリブに対するグローバルな関心が高まっている」と述べ、「海外パートナーと多様な協力方策を協議する予定だ」と語った。
バイオ USAは米国バイオ協会(BIO)が主催する世界最大規模のバイオ・製薬産業イベントである。グローバル製薬会社やバイオテック、投資機関、研究機関などが参加し、技術移転や共同開発、資金調達などを議論する代表的なパートナリングイベントとされる。