ロッテバイオロジクスが8月のソンド・バイオキャンパス第1工場の竣工を前に、グローバル顧客の獲得に乗り出す。
ロッテバイオロジクスは4日、今月米国サンディエゴで開かれる世界最大のバイオ産業イベント「2026 バイオ・インターナショナル・コンベンション(BIO International Convention・バイオUSA)」に参加すると明らかにした。会社は2022年以降、5年連続で同イベントに参加している。
今回のイベントでロッテバイオロジクスは単独の展示ブースを設け、グローバル製薬・バイオ企業と事業協力の方策を協議する予定だ。ブースには顧客ミーティングのための専用スペースに加え、会社のビジョンと生産能力を紹介するプレゼンテーションプログラムも運営する。
とりわけ今年は、8月に竣工予定のソンド・バイオキャンパス第1工場の姿を初めて公開する。工場内部の生産工程や階層別の構造、主要設備を収めた写真と動画コンテンツを披露し、大規模商用生産能力と顧客向けのカスタム製造競争力を訴求する計画だ。
会期中は計3回のインブース・プレゼンテーションも実施する。初日には米国のバイオ技術企業アシモブとともに、開発・生産分野での協力戦略を紹介する。2日目には計算流体力学(CFD)を活用した生産スケール拡大型戦略を、3日目には製造工程のデジタル化によるオペレーション革新策を発表する予定だ。
抗体薬物複合体(ADC)分野のケイパビリティを紹介する参加型プログラムも併せて運営する。ADCは近年、グローバル製薬業界で最も注目される次世代抗がん剤技術の一つである。
ロッテバイオロジクスは、米国シラキュース・バイオキャンパスとソンド・バイオキャンパスを結ぶ「デュアルサイト」生産体制を前面に出し、グローバルCDMO事業を拡大する戦略だ。
会社関係者は「ソンド・バイオキャンパス第1工場の竣工を前に、グローバルな潜在顧客に生産能力を紹介できる重要な機会だ」と述べ、「シラキュースとソンドを結ぶデュアルサイト運営体制を基盤に、グローバルCDMOの競争力を強化していく」と語った。