食品医薬品安全処は悪性黒色腫治療薬と肝細胞癌治療用抗がん剤、麻酔用筋弛緩薬など3品目を国家必須医薬品に新規指定したと2日明らかにした。
今回の措置は医療現場で必須だが、供給が不安定で安定的な需給管理が必要な医薬品に対する支援を強化するためのものだ。
新たに指定された品目は、悪性黒色腫・ホジキンリンパ腫などに用いる「ダカルバジン注射剤」、肝細胞癌化学塞栓術(TACE)に用いる「ドキソルビシン注射剤(凍結乾燥)」、麻酔時の筋弛緩と気管内挿管に用いる「シスアトラクリウム注射剤」の3種である。
国家必須医薬品は疾病治療と公衆衛生の維持に必要だが、需要が少ないか生産・流通の事情により供給が不安定となり得る医薬品を指す。政府は府省横断の協議を経て品目を指定し、安定供給を支援する。
今回の指定により国家必須医薬品は既存の488品目から491品目に増えた。
食薬処は国家必須医薬品に指定された品目について、品目承認および変更承認の迅速審査、行政・財政支援などを実施できる。
あわせて国家必須医薬品安定供給協議会は、デキストロメトルファン・キニジンカプセル剤、ヘミン注射剤、ハロペリドール錠剤および注射剤など4品目の成分名または適応症の表記も最新の医学用語に合わせて整備した。
キム・ヨンジェ食薬処次長は「医療現場で安定供給が切実な抗がん剤注射剤などを速やかに国家必須医薬品として指定した」と述べ、「がん患者が供給不安なしに医薬品を使用できる環境を整えることに最善を尽くす」と語った。
一方、国家必須医薬品安定供給協議会は2016年に設置された法定協議体で、国務調整室、保健福祉部、疾病管理庁など10の中央行政機関が参加している。
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