Hanmi Pharmaceuticalが米国のグローバル製薬企業イーライ・リリー(Eli Lilly and Company)に対し、バイオ新薬候補「ソネフェグルタイド(Sonefpeglutide・HM15912)」の開発・製造・商業化のためのライセンス契約を締結したと1日明らかにした。
契約規模は最大12億6000万ドル(約1兆8973億ウォン)である。Hanmi Pharmaceuticalは返還義務のない確定契約金7500万ドル(約1129億ウォン)を受け取る。その後、臨床開発、規制承認・商業化のマイルストン達成時に最大11億8500万ドル(ハンファ約1兆7844億ウォン)を追加で受け取る条件であり、別途で製品上市後の売上規模に連動したロイヤルティ(使用料)も受け取る予定だ。
ソネフェグルタイドはHanmi Pharmaceuticalの持続型バイオ医薬品プラットフォーム技術「ラプスカバリー(LAPSCOVERY)」が適用されたグルカゴン様ペプチド(GLP)-2アナログの新薬候補である。GLP-2は腸の成長促進と炎症緩和、腸粘膜の保護・再生機能を持つホルモンで、短腸症候群など希少消化器疾患の治療薬として開発が進んでいる。
Hanmi PharmaceuticalはGLP-2の腸成長促進、炎症緩和、腸粘膜保護、再生などの生物学的効果に着目し、各種非臨床研究を通じてこれを立証した結果を主要学会で発表してきた。
今回の契約により、リリーは韓国を除く全世界でソネフェグルタイドの開発・製造・商業化に関する独占権を確保した。
現在Hanmi Pharmaceuticalが進行中の短腸症候群に対するソネフェグルタイドのグローバル第2相試験が完了すれば、リリーは確保された非臨床・臨床データに基づき追加の臨床開発を進める計画だ。
イム・ジュヒョンHanmiグループ副会長は「全世界で注目を集める革新企業であるリリーがソネフェグルタイドの開発潜在力を高く評価した点で意義が大きい」と述べ、「革新新薬の開発を通じて『人間尊重と価値創造』というHanmiの使命を継続的に実践していく」と語った。
一方、Hanmi Pharmaceuticalは、先に独自のプラットフォーム技術であるラプスカバリーが適用されたバイオ新薬で米食品医薬品局(FDA)の承認を獲得したとしており、現在5つの候補物質についてグローバル臨床を進行中だと明らかにした。