4月15日、ソウル市内のダイソー店舗の様子。/聯合ニュース

最近、ダイソーに入店する製薬会社が増えている。健康機能食品から健康食品、化粧品まで種類も多様だ。ダイソーは製品を直仕入れする構造だ。製薬業界では「返品負担がないのが強みだ」という反応だ。

ダイソーは製品を直仕入れするため、店舗に在庫が残っても基本的に返品しない。有効期限が過ぎても自社で処理する方針だ。これは、社内で販売推移を分析して製品を発注するため可能な構造だという。

ダイソーは製品を初回入庫する際、最小数量のみを発注する。その後、販売推移を見守り追加入庫を進める。発売初期から過度に発注するよりも現場の状況に合わせて適切な数量を発注するため、よほどのことがない限り在庫は残らないという。

ダイソー関係者は「製品の毀損、不良など品質問題でない限り、基本的に返品なしで店舗を運営している」とし、「現在(店舗に)残っている製品は昨年発売されたため、まだ流通期限が切れておらず正常販売が可能な商品だ」と明らかにした。

薬局も医薬品だけでなく健康機能食品や化粧品などを販売している。薬局ごとに差はあるが、比較的に製品を潤沢に発注する雰囲気があるという。有効期限が過ぎて返品する製品が生じざるを得ない構造だ。この場合、製薬会社が製品を廃棄するため、そのまま費用に直結するということだ。製薬業界関係者は「薬局はどの患者が来てどの製品を探すか分からないため、製品を積み上げてでも一旦は物量を確保せざるを得ない状況だ」と説明した。

製品回転にも差がある。ダイソーはソウルのカンナム、ホンデ、ミョンドンなど大型商圏で一般消費者だけでなく外国人観光客まで生活用品をショッピングしながら、自然と製薬会社の製品を大量購入する場合がある。

薬局の場合、どうしても健康機能食品や化粧品より医薬品に注力せざるを得ない。特に病院近くの薬局ほどこの傾向が強いという。製薬業界関係者は「専門医薬品は薬剤師が直接調剤しなければならないため、忙しい状況では健康機能食品や化粧品まで気を配るのが難しい時もある」と述べた。

ダイソーの場合、価格も全店舗で同一だ。通常2000〜5000ウォン台で薬局より安い。成分と含量を調整して価格を引き下げた。一方、薬局は納品経路も多様で、店舗ごとに価格が異なる場合がある。製薬会社と直接取引する時もあれば、卸や委託業者を介して製品を仕入れる場合もある。中間業者が多いほど、薬局が定める最終消費者価格にも差が生じざるを得ないということだ。

現在ダイソーに入店した製薬会社はDongwha Pharm、柳韓洋行、Chong Kun Dang pharmaceutical、東国製薬、大熊製薬、安国薬品などがある。Dongwha Pharmは活命水をダイソー専用に作った「편안 활」を披露し、初回物量が完売した。創傷治療薬フシジン成分を基に作った「フシダム」化粧品も入店した。

Chong Kun Dang pharmaceuticalは「デイリー・ワイズ」というブランドで健康機能食品を販売している。マルチビタミン、ミネラル、オメガ3など必要な成分だけを盛り込み小包装にした。柳韓洋行は乳酸菌を入店し、東国製薬はマデカソル成分を盛り込んだ「マデカ」化粧品をダイソーで披露している。

ダイソーは昨年から製薬会社の健康機能食品などを販売している。当時、薬剤師が反発し、一洋薬品は撤収した。薬局で販売する健康機能食品は全体市場の4%に過ぎないが、薬剤師は他の一般用医薬品まで小売業者で販売される可能性を懸念した。

製薬会社は薬局に配慮しつつも慎重にダイソー入店を拡大している。製薬業界関係者は「ダイソーに入店すれば在庫管理の負担が少ないだけでなく、アクセスの良い店舗で競争力のある価格により若年層の顧客を流入できる」と述べた。ダイソーで販売する健康機能食品などが産業エコシステムを拡張できるか、業界が注目している。

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