宇宙航空庁が国内民需航空分野の次世代中核技術の確保に向け、民軍両用航空エンジンとハイブリッド推進システムの開発に着手する。
宇宙航空庁は26日「次世代民軍両用航空エンジン・推進システム開発事業合同着手報告会」を開き、国内初の民軍両用航空用ターボファンエンジンと電気—タービンハイブリッド推進システムの開発を本格的に開始すると明らかにした。
今回の事業には2026年から2029年までの4年間で約900億ウォンが投じられる。主な事業は、電動化航空機用高バイパスターボファンエンジンの中核技術開発と、電気—タービンハイブリッド推進システムの先行開発である。
高バイパスターボファンエンジンは、エンジンの内外を流れる空気の比率を調整して燃料効率と推力を高める方式で、旅客機など民需航空機で広く使われている。宇宙航空庁は今回の事業を通じ、電動化航空機と無人機に活用できる4500lbf(ポンドフォース)級の民軍両用航空ガスタービンエンジンモデルを確保する計画だ。今回の事業には、ファン・ブースター、燃焼器試験技術とともに、エンジン内部で電気を生産するローター一体型発電機の設計・製作技術などが含まれる。
電気—タービンハイブリッド推進システムの開発も併せて推進する。このシステムはタービンで電気を作り、電気モーターを稼働させて推進力を得る方式である。宇宙航空庁はこれに向け、500㎾級ターボジェネレーターと300㎾級電気エンジンを開発する計画だ。ターボジェネレーターはタービンを利用して電気を作る装置である。研究陣は、システム統合設計と解析、地上試験設備の構築、高効率発電機と多重化電気エンジンの開発などを進める。
今回の着手報告会には宇宙航空庁と研究開発実施機関、参加企業、関係機関の専門家が出席し、事業推進の方向性と協力方策を議論した。出席者は、航空エンジンと推進技術の国産化が国内航空産業の競争力を高めるうえで重要な課題だという点で意見を集約した。
ハン・チャンホン宇宙航空庁航空革新部門長は「高バイパスターボファンエンジンとハイブリッド推進システムは次世代航空分野の中核技術だ」と述べ、「国内の力量を結集し中核技術を確保できるよう事業を管理する」と語った。