政府がバイオ産業育成のための官庁横断コンロトールタワーである国家バイオ革新委員会の本格運営に入った。投資拡大から臨床試験の競争力強化、受託開発製造(CDMO)のグローバル進出支援、規制改善まで産業全般を網羅する「韓国バイオ革新成長戦略」の策定も推進する。
国家バイオ革新委員会は4月16日発足以後初めて分科委員会と特別委員会を開き、バイオ分野の主要政策課題の議論に着手したと21日明らかにした。
国家バイオ革新委員会はキム・ミンソク国務総理が委員長を務める、政府横断のバイオ分野最上位ガバナンスである。省庁別に分散していたバイオ政策を連携・調整し、政策・規制・投資などの核心アジェンダを総括する役割を担う。
委員会は今月第2週に投資戦略・技術革新・産業振興など3つの分科委員会を順次開催した。投資戦略分科委員会は13日、産業振興分科委員会は14日、技術革新分科委員会は15日にそれぞれ開かれた。
投資戦略分科委員会では、バイオ企業の成長段階別の資金支援の空白解消と民間投資誘導のための支援体制改編案が集中的に議論された。
出席者は官庁横断の研究開発(R&D)体制の調整と、国家資金が投入された技術・データの保存および活用体制の整備の必要性も提起した。先端バイオ技術の事業化を促進するための規制体系の整備の必要性も主要課題として取り上げられた。
技術革新分科委員会では、バイオデータ活用とクラスター革新戦略が核心案件として扱われた。出席者はデータの連携・活用を活性化するため、データ活用の負担を下げ、データ資産の価値を認められる制度的基盤の整備が必要だと強調した。
またバイオクラスターの革新に向け、企業流入を促進する好循環の生態系の造成とともに、ハブ—拠点—地域クラスター間の連携を強化する全周期統合協力体制の構築方向も議論された。
産業振興分科委員会では、バイオ臨床試験の競争力強化と国内CDMO企業の世界市場進出支援策が集中的に扱われた。バイオ産業のR&D支援拡大と産業エコシステムの造成策も併せて議論された。出席者は、国内バイオ企業の競争力強化に向け、インフラ・人材・販路・制度支援を総合的に検討すべきだとの認識を共有した。
この日開かれた特別委員会の会議では、ビューティー産業の育成とバイオ規制の改善策も議論された。
ビューティー産業特別委員会は、ビューティー産業をバイオ基盤の未来成長産業として育成するための政策方向を点検した。グローバル競争力強化に向けた技術開発と産業基盤の構築、輸出支援、規制改善課題などが議論され、段階別の産業成長戦略も検討された。
規制特別委員会は、バイオ研究開発・産業の現場で提起される規制上の課題を点検し、先端バイオ技術の事業化と産業成長を支援するための規制の合理化の方向性を議論した。現場の意見を踏まえ制度改善課題を発掘し、関係省庁と連携して実効性のある改善策を用意する計画だ。
ウォン・ヒモク国家バイオ革新委員会副委員長は「委員会を中心にバイオ政策を連携・調整し、規制改善と投資計画などを網羅する『韓国バイオ革新成長戦略』を策定して、韓国がグローバルなバイオ中心国家へ飛躍できるよう支援する」と述べた。