イノスペース「イノサット-0」試験衛星とスペースベイ発射筒の統合試験が進行中/イノスペース

民間宇宙発射体企業のイノスペースが2026年3四半期に予定された「ハンビット・ナノ」2次打ち上げを前に、自社の試験衛星に国内企業「スペースベイ」が製作した発射管を適用する。発射体と衛星、衛星分離装置まで国内民間企業間の協力で束ね、実際の打ち上げ任務で検証する趣旨である。

イノスペースは最初の自社試験衛星「イノサット-0」の専用発射管を、国内の衛星分離システムおよび衛星打ち上げサービス専門企業であるスペースベイから供給を受け、ハンビット・ナノに搭載すると14日明らかにした。

ハンビット・ナノはイノスペースが商業打ち上げサービスを目標に開発中の小型衛星発射体で、ブラジル・アルカンタラ宇宙センターで2次打ち上げが予定されている。イノサット-0はイノスペースが自社開発した初の試験衛星で、衛星システムと核心技術を宇宙環境で確認する任務を担う。

発射管は衛星を発射体に固定し、目標軌道投入後に衛星が安定的に分離されるよう支援する装置である。単純な搭載構造物ではなく、発射体と衛星の間の機械的・電気的接続を担うため、打ち上げ前の統合試験と分離シーケンス検証が不可欠である。

スペースベイは昨年、ヌリ号4次打ち上げに6U(1Uは幅・奥行・高さ10cm)級超小型衛星発射管「SPOD6」を搭載し、宇宙環境実証を実施した経緯がある。

両社は現在、忠北・清州にあるイノスペース清州キャンパスで打ち上げ準備のための統合テストを進めている。試験はイノサット-0と発射管の間の機械的・電気的接続状態、分離手順、打ち上げ運用条件などを点検する方式で行っている。

キム・スジョンイノスペース代表理事は「今後、打ち上げまで緊密に協力し、発射体と衛星分離システム間の運用安定性と任務遂行の信頼性を段階的に確保し、成功的なミッション遂行に最善を尽くす」と述べ、「国内宇宙企業との技術協力を一層拡大し、打ち上げ任務の経験と技術力量を蓄積し、国内宇宙産業エコシステムとともに成長する構造をつくっていく」と明らかにした。

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