食品医薬品安全処は韓国医薬品安全管理院とともに医療用麻薬類の処方データを分析した結果、「麻薬類誤用・乱用防止措置基準」を外れた処方を行った医師が3923人であると調査されたと22日明らかにした。
食薬処はこれら医師に関連内容を書面で通知し、5月から7月まで約3カ月間追跡観察して処方改善の有無を確認する方針だ
処方情報の分析対象はゾルピデム、プロポフォール、食欲抑制剤、抗不安薬、鎮痛薬、フェンタニルパッチ、メチルフェニデートなど7つの品目群である。
薬物別にみると、ADHD治療薬であるメチルフェニデートの処方で基準を外れた医師が1967人で最も多く、ゾルピデム781人、食欲抑制剤522人、抗不安薬273人の順となった。
主な違反類型は▲処方期間超過▲承認用量超過▲年齢禁忌違反▲投与間隔違反などである.
例えば食欲抑制剤や抗不安薬は通常3カ月を超えて処方できない。ゾルピデムは1カ月超の処方が制限される。特に長期服用で依存性の懸念がある薬物で基準逸脱が相対的に多く確認された。
食薬処は追跡観察期間中に基準を外れた処方が繰り返されれば医学的妥当性の検討を経て「当該処方・投薬行為の禁止」措置を進める計画だと明らかにした。その後もこれに違反する場合、最長1カ月の麻薬類取扱い業務停止処分が可能だ。
全体として基準違反の医師数は減少傾向だ。ゾルピデムは2023年の2400人から今年は781人に減り、プロポフォールや食欲抑制剤なども半分以上減少した。ただしメチルフェニデートは管理基準に含まれた後も2000人前後の水準を維持しており、新たな管理対象として浮上している。
今回の措置はむやみに処罰するよりも、事前通知と追跡観察を通じて医療陣の自律的な処方改善を誘導することに焦点が合っている。
食薬処は「今回の情報提供が医療用麻薬類の適正な処方と投薬環境を醸成するのに役立つと期待する」とし「今後も多角的に医療用麻薬類の綿密な安全管理を通じた誤用・乱用防止に先頭に立つ」と明らかにした。