メディカルエステティック企業のJETEMAは、インドの製薬会社ザイダス・ライフサイエンスと、肥満・糖尿病治療薬「セマグルチド」ジェネリック(後発医薬品)の韓国内独占導入と事業化に向けた業務協約(MOU)を締結したと21日明らかにした。
今回の協約は李在明大統領が出席した経済使節団の日程中に成就した。ザイダス・ライフサイエンスは年間売上約29億3000万ドル(約4兆3000億ウォン)規模のグローバル製薬企業で、米食品医薬品局(FDA)のジェネリック品目許可を多数保有し、cGMPに基づく品質管理能力を備えている。
今回の協約によりJETEMAは、ザイダスが開発したセマグルチド注射剤ジェネリックを韓国内で独占導入する。
セマグルチドはグルカゴン様ペプチド(GLP)-1ホルモンを模倣して食欲を抑制し血糖を下げる肥満・糖尿病治療薬の成分で、デンマーク製薬企業ノボノルディスクの肥満治療薬ウゴービおよび糖尿病治療薬オゼンピックなどに使用される。
ザイダスは国内承認に必要な技術文書(CTD)を提供し、JETEMAはこれを基に食品医薬品安全処(韓国の医薬品規制当局)の承認と流通網構築を進める計画である。
同社は従来の使い捨てペン方式と異なり、カートリッジ交換型の「再使用ペン(Reusable Pen)」形態の製品で差別化を図る。使い勝手とコスト競争力を前面に出し、市場参入速度を高める戦略である。さらに供給単価を引き下げて肥満治療へのアクセスを拡大し、これを基盤に市場シェアを迅速に確保する方針だ。
今回の協約は、韓国輸入協会の副会長を務めるナム・ジョンソンJETEMA代表のグローバルネットワークの結実である。JETEMAはこの協力を機に、従来のエステティック中心の事業構造を代謝疾患治療薬分野へ拡張し、総合バイオ企業へと飛躍する計画だ。
ナム・ジョンソン代表は「李在明大統領と主要企業が共にした場でグローバル製薬企業と協力することになったのは意義が大きい」と述べ、「オリジナル医薬品の特許満了時点である2028年末の発売を目標に準備を進める」と語った。