CAR-T細胞(緑)ががん細胞(青)を攻撃する様子。米メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター提供

HLB Innovationの米国子会社ベリスモ・セラピューティクスは、固形がんを治療するCAR-T(カーティ)細胞技術を20日(現地時間)に米国癌研究学会で公開すると明らかにした。これは患者の体内にある免疫細胞であるT細胞を活用してがんを治療するもので、次世代の抗がん技術として注目を集めている。

T細胞は全身を巡回し、がん細胞を発見すると攻撃する。ところが、がん細胞はT細胞に自らを発見させないよう撹乱するため、体内にT細胞があってもがん細胞を十分に認識できない場合がある。CAR-T治療薬は、患者の体内にあるT細胞を体外に取り出し、がん細胞を認識するよう再設計したうえで再び投与する方式である。こうすることで、T細胞が血流に乗って巡回し、がん細胞を正確に見つけて死滅させる。

ただし、CAR-T細胞はこれまで白血病などの血液がんに用いられ、硬い固形がんの治療は難しかった。CAR-T細胞が腫瘍形態のがんへ深く侵入できなかったり、固形がんの近傍に到達する前に十分な力を発揮できず疲弊してしまう場合があったためである。

ベリスモ・セラピューティクスはこうした限界を克服するため、固形がんを対象にCAR-T治療薬「SynKIR-110」の第1相臨床試験を進めている。卵巣がん、胆管がんの患者などを対象に用量を継続的に増やしており、その過程で腫瘍の大きさが最大47%縮小した。安全性と抗腫瘍活性が確認されたと会社は説明した。

第1相臨床の中間結果は、ヤノス・タニイ・ペンシルベニア大学パールマン医科大学の教授が学会で発表する。会社関係者は「治療の潜在力を裏付ける初期データを確保した」と述べた。

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