SKバイオファームの板橋オフィス社屋内部/SKバイオファーム提供

SKバイオファームでてんかん(脳電症・てんかん)治療薬「セノバメート」の成功を導いた中核幹部が退任したことが分かった。SKバイオファームは残っている中核研究人材が1人のみという異例の状況が生じた。後続の新薬を開発しなければならない中で人員の空白が発生したのではないかという分析が出ている。

◇20年以上在籍したが…セノバメート開発を主導した副社長が退任

25日財界によると、SKバイオファームで前臨床開発本部長を務めていたパク・ジョンシン副社長が昨年末に会社を去った。パク副社長はSKバイオファームの米国法人であるSKライフサイエンスでも本部長を兼職していた。SKバイオファーム関係者は「一身上の理由で退任した」とし、「セノバメートなどに対する助言は続ける」と述べた。

パク副社長はSKグループで20年を超えて在職し、有能だという評価を受けてきた。梨花女子大学薬学部を卒業し、2004年にSK新薬開発事業部に入社した。SKがライフサイエンス事業を物的分割してSKバイオファームを発足させた際に共に移った。パク副社長はSKバイオファームで2018年に臨床開発室長、2020年に新薬開発事業部長を経て、昨年初めから前臨床開発本部長を務めた。

パク副社長は臨床開発室長当時にセノバメートの臨床と2019年の米食品医薬品局(FDA)承認過程に関与したとされる。セノバメートは既存のてんかん治療薬より発作を減らしたという評価を受ける。SKバイオファームは昨年連結売上7067億ウォン、営業利益2039億ウォンを記録した。セノバメート売上が全体の97%を占める。

SKバイオファームのてんかん治療薬エクスコプリ(セノバメートの米国名)広告の一場面。/SKバイオファーム

◇後続新薬を開発すべきところだが…中核研究人材は1人か

パク副社長が去り、SKバイオファームは中核研究人材がファン・ソングァン副社長(新薬研究部門長)1人だけとなった。新薬事業は特性上、知識と経験を備えた高度人材の確保が重要だ。SKバイオファームがセノバメートに続く次世代の収益源を発掘しなければならない状況で、研究リーダーシップに空白が生じたのではないかという指摘が出ている。

SKバイオファームの中核研究人材は2023年末時点でパク副社長、ファン副社長、チョン・グミン新薬研究所長、パク・スクギョン抗がん研究所長、メン・チョリョン科学諮問委員会(SAB)委員の5人だった。チョン、パク両所長はそれぞれ新薬と抗がん研究を総括し、メン委員も新薬研究所長出身だ。ところが2023年末にメン委員を皮切りに、2024年末にはチョン、パク両所長が相次いで会社を去った。

現在はファン副社長がSKバイオファームで新薬研究開発を総括していると伝えられた。会社はセノバメートへの売上依存が高い中で、放射性医薬品(RPT)など次世代医薬品を開発している。放射性医薬品は患者の体に投与するとがん細胞のみを被曝させてがんを治療するもので、パク副社長がいた本部で候補物質の前臨床を担当した。

SKバイオファームは組織改編で人員の空白に対応するという立場だ。SKバイオファーム関係者は「従来パク副社長が遂行していた業務は分掌を通じてそれぞれ機能別に意思決定体制を構築した」と述べた。続けて「放射性医薬品、中枢神経系(CNS)センターを新設し、力量のある人材をセンター長に昇進させた」とし、「米国現地でも研究人材を確保している」と述べた。

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