GC Cellは次世代の細胞・遺伝子治療薬開発の中核基盤となる基盤技術の特許を韓国と日本で登録完了したと24日明らかにした。
今回の特許は免疫拒絶反応を調節する中核遺伝子であるCIITA(第2型主要組織適合複合体転写活性化因子)を制御する技術である。同種由来の細胞治療薬は他人の細胞を活用する特性上、患者の免疫系がこれを外部侵入者として認識して攻撃するという限界が指摘されてきた。
GC CellはCIITAの発現を調節することで免疫系の認識を低下させ、免疫拒絶反応を減少させることができる基盤技術を確保したと説明した。
会社関係者は「今回の技術は複数の遺伝子を同時に編集する複雑な工程を経なくても、比較的簡便な方式で『低免疫性細胞』を作製できる点で差別性がある」と述べ、「特定の細胞種や適応症に限定されず、さまざまな細胞治療薬に適用可能なプラットフォーム技術という点も強みとして挙げられる」と語った。
あわせて会社は、さまざまなゲノム編集ツール(遺伝子はさみ)を活用した製造方法と、当該技術が適用された細胞そのものに対する権利まで幅広く確保した。これにより今後の細胞治療薬の商用化過程で知的財産(IP)競争力を一段と強化できると見込んでいる。
今回の成果は韓国産業技術振興院(KIAT)が主管した「韓-カナダ国際共同技術開発事業」を通じ、カナダのフェルダン・セラピューティクス(Feldan Therapeutics)と協力して導出した。ただし特許権はGC Cellが100%保有する。
ウォン・ソンヨンGC Cell代表は「グローバルパートナーとの共同研究成果を当社の独自の知的財産として確保した点で意義が大きい」とし、「今回の特許を基盤にグローバルな細胞治療薬市場で技術競争力を持続的に強化していく」と述べた。