生涯にわたり読書と執筆を続けた人は高齢期のアルツハイマー病リスクが40%低いことが判明/Pixabay

両親に贈る最良の旧正月の贈り物は本かもしれない。読書と文章執筆がアルツハイマー型認知症リスクを最大で約40%低下させるという研究結果が出た。高齢期の脳の健康は知的刺激を与える環境に左右されるということだ.

アンドレア・ザミット米国ラッシュ大学医学部教授の研究チームは「文章執筆、語学学習など生涯学習に参加する人はアルツハイマー病の発症リスクが低く、認知機能低下の速度も遅いことが示された」と12日、米国神経学会が発刊する国際学術誌「神経学」に発表した.

アルツハイマー病は脳でアミロイドβとタウたんぱく質が異常に蓄積し、神経細胞が死んでいく退行性脳疾患である。認知症患者の3分の2がアルツハイマー病にかかる。最近、脳の異常たんぱく質を除去する抗体治療薬が登場したが、早期診断の方法がなく効果を得にくい状況だ.

◇生涯学習がアルツハイマー型認知症の発症を5年遅らせる

ザミット教授の研究チームはアルツハイマー病を懸念する人々に対し、継続的に知的刺激を受けるよう処方した。根拠は平均80歳の1939人を8年間追跡観察した研究から得られた。いずれも研究開始時に認知症がなかった人々である.

研究チームは18歳以前に地図帳や新聞を頻繁に見たか、親が本をよく読み聞かせたかを調べた。さらに40歳時点で図書館の利用券を持っていたか、雑誌を購読していたかを調査し、80歳以降の読書や文章執筆の頻度も把握した。どれだけ認知的に豊かな環境にいたかを調べたということだ.

研究期間中に551人がアルツハイマー病の診断を受け、719人は軽度認知障害を示した。分析の結果、生涯学習量を示す認知的豊かさが上位10%に属する人々は、下位10%に比べてアルツハイマー発症リスクが38%、軽度認知障害リスクが36%低かった。年齢と性別、教育水準などの要因を調整した結果である。生涯学習量が多いほど認知症の発症時期が最大5年、軽度認知障害の発症時期が最大7年遅延することが示された.

ザミット教授は「今回の結果は、高齢期の認知の健康が生涯にわたり知的刺激の環境に曝露されることに大きく影響される点を示唆する」と述べ、「図書館の利用や生涯学習を支援する公共投資は、認知症の発生率を下げるのに役立つ可能性がある」と語った。実際に研究チームの提案は、認知症患者の60%がいる中・低所得国にとってより効果的な予防策とみられる.

世界保健機関(WHO)によると、2021年現在、世界の認知症患者は5700万人で、2050年までに3倍に増加し得る。認知症による経済的損失は2019年現在で1兆3000億ドル(約1877兆2000億ウォン)に達する。脳を刺激する教育への投資は、中・低所得国が人材を育成しつつ認知症の負担も減らす一石二鳥の効果をもたらし得る.

アルツハイマー型認知症の患者の脳では、アミロイドβタンパク質(茶色)が神経細胞の外で塊を作り、タウタンパク質(青)も細胞内で異常に凝集している/米国立衛生研究所(NIH)

◇死亡者の脳剖検結果でも知的刺激の効果を立証

研究チームは、読み書きや学習といった知的刺激が、脳に異常たんぱく質が蓄積しても認知機能の維持に役立つ事実も確認した.

アミロイドβは本来、神経細胞を保護するたんぱく質だが、細胞から剥がれ落ちて凝集塊を形成すると、かえって損傷を与える。タウも神経細胞の構造を維持する継ぎ目の役割を担うたんぱく質だが、神経細胞内で変性すると互いに絡み合った凝集塊となり、認知機能に問題を引き起こす.

研究期間中に死亡した参加者の剖検結果を分析したところ、生涯にわたり知的刺激を受けた人々は、アミロイドβとタウたんぱく質が脳に蓄積するアルツハイマー病の初期段階にあっても、死亡前まで同様の状況にある人より優れた記憶力と思考能力を維持していたことが示された。認知機能低下の速度もより遅かった.

英アルツハイマー研究所のイソルデ・ラドフォード政策担当者は「認知症は老化の必然的結果ではない」と述べ、「今回の研究は、生涯にわたり精神的に活発に活動することがアルツハイマー病の発症リスクをほぼ40%まで減らし得ることを示す」と評価した.

ただし今回の研究結果には、参加者の回答に依拠したという限界がある。アンケートで語られた幼少期や中年期の記憶が正確でない可能性がある。また本研究は、生涯学習が認知症リスクを下げることを確実に証明したのではなく、関連性を示したにとどまる。それでも、座して画期的な認知症薬を待つより、図書館を訪れて読書し学ぶ方がよい点は明白に見える.

参考資料

Neurology(2026), DOI: https://doi.org/10.1212/WNL.0000000000214677

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