Aimed Bio CI

バイオ企業Aimed Bioは、2024年の連結ベース売上高が473億ウォン、営業利益が206億ウォンだったと6日に明らかにした。前年と比べ売上は約300%増加し、前年の営業損失4億ウォンから黒字転換に成功した。営業利益率は約44%である。

Aimed Bioは2024年12月にKOSDAQに上場した。新薬開発を主力とするバイオ企業の特性上、上場後しばらく赤字が続く場合が多いが、上場初年度に営業利益を計上したことは意味があるとの評価が出ている。

今回の業績は、がん細胞を精密に標的化する抗体薬物複合体(ADC)候補物質の技術移転契約拡大が寄与した結果である。同社は2024年10月、ドイツ製薬大手ベーリンガーインゲルハイムに対し、固形がん治療用ADC候補物質ODS02などの技術を最大9億9100万ドル規模で移転するライセンスアウト契約を締結した。これに先立つ同年1月には、米国バイオテックのバイオフェイブンにADC候補物質AMB302を技術輸出した。これら契約の前受金とマイルストーン収益が今回の業績に反映された。

同社は今後、パイプラインの臨床進展に応じて追加の段階的収益と長期的なロイヤルティ(技術料)収益を見込んでいる。

同社の2024年の純利益は42億ウォンと集計された。上場前の企業価値上昇に伴い、転換優先株(CPS)・転換償還優先株(RCPS)が普通株に転換されたことで発生した会計上の評価損失が反映されたと同社は説明した。会社側は「現金支出を伴わない非現金性費用であり、営業活動やキャッシュフローには影響がない」と述べた。現金同等物は1700億ウォン以上を保有しており、負債比率は約3.4%水準である。

ホ・ナムグAimed Bio代表理事は「新薬開発競争が結局は効率性の競争に向かうなか、Aimed Bioがどの方向に進んでいるかは数字が物語っている」と語り、「今後も結果で示すことに集中する」と述べた。

今回の業績は暫定値であり、最終確定値は外部監査後に事業報告書を通じて公示される。

Aimed Bioは2018年にサムスンソウル病院からスピンオフ(分社)したバイオ企業で、精密抗体・ADC新薬を開発している。これに先立ちサムスン物産、サムスンバイオロジクス、サムスンバイオエピスが共同出資して設立した「サムスンライフサイエンスファンド」と柳韓洋行などが同社に投資した。

ADCは抗体に薬剤を結合し、正確にがん細胞にのみ届ける治療技術である。がん細胞を探索する抗体と、がん細胞を死滅させる薬剤であるペイロード、これをつなぐリンカーで構成される。一般細胞への悪影響を抑えつつ治療効果を最大化できるため、「がん細胞を捕捉する誘導ミサイル」と呼ばれる。

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