2024年のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)肥満治療薬の売上が、長年にわたり世界売上1位を維持してきた免疫抗がん剤「キイトルーダ(成分名ペムブロリズマブ)」を上回ったことが分かった。
8日、ユジン投資証券がブルームバーグのコンセンサスなどを引用したリポートによると、2024年の米イーライリリーの「マンジャロ」・「ゼプバウンド」(チルゼパチド)、デンマークのノボノルディスクの「ウェゴビ」・「オゼンピック」(セマグルチド)など肥満薬のグローバル売上は、それぞれ358億ドル(韓国ウォン52兆9000億ウォン)、356億ドル(51兆7160億ウォン)と暫定集計された。
同期間のキイトルーダの売上は315億ドルだった。単一製品で見ると依然としてキイトルーダが売上1位だが、同一成分の治療薬を束ねて見ると、両製品群ともキイトルーダの売上を上回った。リポートは、これら肥満薬の売上がキイトルーダの売上を約13〜14%上回ると見込んだ。
キイトルーダは米メルク(MSD)の免疫抗がん剤で、2023年から世界売上1位を守ってきた。リポートは今回の順位変化について「肥満・代謝疾患治療のパラダイムが、抗がん剤中心のブロックバスター地形を構造的に再編するシグナルだ」と分析した。
肥満薬は経口製品の投入などにより、当面は独走が続く見通しだ。
ノボが開発した「ウェゴビ錠」は米食品医薬品局(FDA)から先月承認され、リリーも「飲むマンジャロ」と呼ばれるオポグリフロンの品目承認を申請した。
同日、韓国バイオ協会によると、今年のGLP-1薬物の売上高は約850億ドル(123兆4800億ウォン)と見込まれた。リリーのマンジャロが売上450億ドル(65兆3700億ウォン)を、ノボのウェゴビが400億ドル(58兆1000億ウォン)を記録すると予測された。一方でキイトルーダの売上見通しは350億ドル(50兆8500億ウォン)に届かなかった。