ユン・ウンソプをイルドン製薬グループ会長に選任パク・デチャンはIldongHoldoings会長へ

ユン・ウンソプイルドン製薬代表取締役・副会長がイルドン製薬グループ会長に昇格する。持株会社Ildong Holdoingsのパク・デチャン代表取締役・副会長は会長に選任された。

イルドン製薬グループは2025年1月1日付で役員人事を断行したと31日に明らかにした。

イルドン製薬グループの創業家3世であるユン・ウンソプ代表は2005年にイルドン製薬に入社し、戦略企画、PI（プロセス・イノベーション）、企画調整室などを経て多様な実務と経営の経験を積んだ。2014年にイルドン製薬代表取締役社長に就任した後、2016年に企業体制の再編と持株会社への移行を通じて会社の事業体制を整備し、経営の安定化を図った。

医薬品、ヘルスケア分野の育成と多角化を推進し、新薬研究開発（R&D）の競争力確保に注力している。会社は▲グルカゴン様ペプチド（GLP）-1肥満治療薬▲P-CAB消化性潰瘍治療薬▲PARP阻害標的抗がん剤などの新薬プロジェクトを進めている。

パク・デチャンIldong Holdoings代表・会長は1978年にイルドン製薬に入社し、生産、営業、企画、戦略、購買など主要分野を広く経験した。薬剤師出身で専門性と産業への理解度が高い。2003年にアンソン工場長を皮切りに、2007年からはチョンジュ工場まで統括する生産部門長として原料・製剤の製造・管理から物流に至るサプライチェーンを担ってきた。2018年からはIldong Holdoingsに合流し、2021年に代表取締役に就任して系列会社の管理・支援などグループ運営を率いた。