高齢化などの影響で10年の間に韓国の心筋梗塞の発生件数が40%増えたことが30日に明らかになった。脳卒中患者は同期間に14%増加した。心筋梗塞は心臓の筋肉に血液を供給する冠状動脈が詰まり、心筋が損傷することを指す。脳卒中は脳の血管が破裂するか詰まることだ。いずれも進行が速く、適時に治療しなければ突然死に至るか、言語障害などの後遺症が残る。
疾病管理庁はこの日「2023年心脳血管疾患発生統計」を発表した。疾病庁によると、心筋梗塞の発生件数は2013年の2万4,786件から2023年の3万4,768件へ増加した。2023年の心筋梗塞の発生率は人口10万人当たり68件だった。80歳以上が316.7件で最も高かった。心筋梗塞発生後30日以内の死亡者割合である30日致命率は8.9%、1年以内の死亡者割合である1年致命率は16.1%だった。
脳卒中の発生件数は同期間に9万9,596件から2023年に11万3,098件へ増えた。脳卒中の発生率は人口10万人当たり221.1件だった。80歳以上は1,507.5件だった。30日以内の死亡者割合は7.5%、1年以内の死亡者割合は19.8%だった。
女性より男性の心脳血管疾患の発生率が高かった。心筋梗塞は男性が女性の2.9倍、脳卒中は男性が女性の1.2倍だった。市道別では心筋梗塞は全羅南道で発生率が最も高く、世宗で最も低かった。脳卒中は忠清北道で発生率が高く、ソウルで低かった。
心筋梗塞と脳卒中を予防するには酒とたばこを避け、毎日30分ずつ規則的に運動する必要がある。適正な体重とウエスト周囲を維持し、ストレスを管理することも必要だ。疾病庁は「緊急事態が発生した場合は直ちに119を呼ばなければならない」と述べた。