ビボゾン製薬オナプラジュ発売2カ月で売上28億7000万ウォン達成

ビボゾン製薬は非麻薬性鎮痛剤「オナプラジュ」が発売から2カ月で売上高28億7000万ウォンを達成したと23日に明らかにした。これは発売初期に同社が示した予想値（ガイダンス）を上回る水準だ。

オナプラジュは2024年に韓国食品医薬品安全処から販売承認を受けた革新新薬（First-in-class）である。10月30日から韓国の医療機関を対象に本格供給が始まった。

同社は「需要が多い主要大手総合病院の薬事委員会（DC）承認も順調に進んでいる」とし、「現在16の大学病院で承認を終えた」と述べた。

ビボゾン製薬は2025年からオナプラジュの売上高が速いペースで増加すると見込んでいる。2025年1〜3月期には中国のグローバル受託製造（CMO）製薬会社で生産された物量も追加導入する予定で、販売拡大に伴う対応余力も確保したというのが同社の説明だ。

ビボゾン製薬の関係者は「オナプラジュは発売初期段階にもかかわらず、市場反応が予想より速く現れている」とし、「ビボゾンの商業化能力を市場に立証した」と語った。続けてこの関係者は「オナプラジュの韓国市場への成功裏の定着を機に、関係会社であるビボゾンと協力し、米国での治験準備はもちろん、世界市場への展開も拡大していく」と述べた。