デジタル治療機器の専業企業であるロワンはHyundai Pharmと、認知介入治療ソリューション「スーパー・ブレインH」の韓国内供給および独占販売契約を締結したと22日に明らかにした。
今回の契約により、両社は認知介入治療市場の拡大を推進する方針だ。Hyundai Pharmは特に神経内科・精神科分野の営業ネットワークを活用し、300病床未満の中小型病院とクリニック級医療機関を中心に普及を拡大する計画である。これにより、患者が大病院ではなく地域の一次医療機関でも認知管理を受けられるよう、アクセスを高める構想だ。
「スーパー・ブレインH」は、軽度認知障害の患者を対象に、医療スタッフが臨床現場で効率的に認知介入治療を運用できるよう設計されたデジタルソリューションである。ロワンは源泉技術の保有社としてコンテンツ提供とシステム管理、技術支援を担い、製品品質を責任持って確保する。
ロワンは今回の協業を単なる流通にとどめず、デジタルヘルスケア企業と製薬企業が協力する事業モデルへと育てる計画である。このためにHyundai Pharmの専任組織に対する製品教育と技術支援を継続し、Hyundai Pharmは営業力を基盤に市場拡大に乗り出す。ロワンはこれを通じて、スーパー・ブレインの国内認知介入治療市場における地位を強化する方針である。
ハン・スンヒョンロワン代表は「今回のパートナーシップは医療現場における実質的な治療代案を広げる契機になる」と述べ、「今後は海外市場進出も段階的に推進していく」と語った。
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