政府が非保険診療を選別給付に指定し自己負担率95％で管理へ

韓国政府が過剰診療の懸念が大きい非保険診療（保険適用外）を管理する。保健福祉部はこの内容を盛り込んだ国民健康保険法施行令の一部改正案を来月17日まで立法予告すると7日に明らかにした。

改正案は一部の非保険診療を「選別（管理）給付」に指定できるよう、根拠条項を追加した。選別給付は原則として健康保険が適用されないが、社会的に必要な場合に保険が一部補助する制度である。

今回の改正で指定される選別給付の患者自己負担率は95%に設定される。費用の大半を患者が負担するが、国家が項目を管理し、利用実態を把握できる。福祉部関係者は「非保険診療を管理するため後続の議論を推進する」と述べた。