ロッテマートがインドネシア・ジャカルタのクラパガディン店を全面改装し、26日に再オープンした。/ロッテマート提供

ロッテマートがインドネシア・ジャカルタのクラーッパガディン店を全面改装し、26日に再オープンしたと30日に明らかにした。卸売店舗はKフードの即時調理を前面に出した「ホールセール・フードマーケット」、小売店舗は食の品ぞろえに特化した「グローサリー(食料品)特化店舗」としてそれぞれ再構成した。先月9日の小売店プラムカ店、同月23日の卸売店セラン店に続き、2カ月の間に3店舗を相次いで披露したかたちだ。

クラーッパガディン店は卸売と小売の店舗が同一建物の同一フロアで運営される複合店舗で、2011年の開店以降15年ぶりに全面改編した。半径5km圏内に中上流層約100万人が居住する住宅・外食商圏で、「ジャカルタの美食天国」と呼ばれる地域である。

ロッテマートは総面積7600㎡(2300坪)の店舗のうち、卸・小売の接点に843㎡(255坪)規模の「Kミールソリューション」区画を前面配置した。即時調理売場「ヨリハダ・キッチン」を中心に、カフェ「コペア・カフェ&ベーカリー」、ベーカリー「プンミソ」、ピザ「チーズ&ドウ」などを集め、キンパ、トッポッキ、タッカンジョンなど100種類余りの韓国料理の食を取りそろえた。飲食席は144席である。

小売店舗は食品の面積比重を90%まで引き上げた。生鮮食品コーナーは従来より約30%拡大し、店舗入口の正面に配置し、韓国ラーメンを含め180種類余りを集めた「ヌードルゾーン」と酒類専門の「ビアバンカー」を新設した。卸売店舗は外食事業者を狙った「ホレカ(ホテル・レストラン・カフェ)ゾーン」と、近隣小売業者向けの長さ50mの「サシェ(Sachet・日常必需品を小分け単位で製作した製品)ゾーン」を運営する。

今回の改編は先行リニューアル店舗の業績改善が背景となった。2024年1月の最初のグローサリー特化店舗であるガンダリアシティ店以降、2年7カ月間に卸・小売店舗をリニューアルした結果、売上は18%、来店客数は64%増えた。卸売部門はホールセール・フードマーケットへの転換後、売上が23%、客数が3倍増加し、先月オープンしたセラン店は売上30%、客数3.1倍増となったという。セラン店の来店客の2人に1人がKミールソリューションを利用した。

ロッテマートはこれまで卸・小売結合店舗を「ハイブリッド」と呼んできたが、卸売本来のアイデンティティと価格競争力が表れないと判断し、名称を「ホールセール・フードマーケット」に変更したと説明した。今後も自営業者が密集する広域商圏はホールセール・フードマーケット、居住密着型商圏はグローサリー特化店舗として、ニーズに応じたリニューアルを進める方針である。

ロッテマートは2008年に韓国の流通業者として初めてインドネシアに進出し、卸売36店舗、小売11店舗を運営中である。チャ・ウチョル ロッテマート・スーパー代表は「差別化したKフードと顧客に合わせたショッピング環境を前面に出し、東南アジア事業の成長を加速する」と述べた。

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