ロッテ七星飲料(005300)が生成型AI(人工知能)を活用し、グローバルの新規バイヤー発掘を支援するAIエージェントを構築し実際の営業現場に適用していると、28日に明らかにした。

ロッテ七星飲料が28日、生成AIを活用しグローバルの新規バイヤー開拓を支援するAIエージェントを構築し、実際の営業現場に適用していると明らかにした。/ロッテ七星飲料提供

ロッテ七星飲料が構築したAIエージェントは、調査対象国の市場動向や規制などを調べ、潜在取引先と担当者情報を探索して整理する。AIエージェントは複数の出所で確保した情報を相互検証し、調査結果を報告書として取りまとめ、潜在取引先リストと連絡先を把握できるよう支援する。

過去には新たに進出する国の市場を検討する際、関連する規制や法律などを調査し、潜在取引先と担当者情報を各種ウェブサイトや資料を通じて直接確認していた。確保した情報を管理様式に入力し整理する過程も、担当者が手作業で行っていた。

AIエージェント導入以降は、担当者がAIの調査結果を最終確認した後、取引先発掘と営業活動に活用する。反復的な検索と資料整理に要する時間が減り、バイヤーとの連絡や取引協議など営業本来の業務により集中できるようになった。

従来50時間以上投入していたバイヤー発掘業務の所要時間を約3時間に短縮したとロッテ七星飲料は説明した。

ロッテ七星飲料の関係者は「生成型AIを単に使用するにとどまらず、実務に必要なプロセスをAIエージェントで実装し現場に適用した」と述べ、「今後はバイヤー別の営業メール送信、履歴管理などへとAIの活用範囲を広げ、グローバル営業のみならず国内の取引先とサプライヤーの発掘など多様な業務にも適用していく計画だ」と語った。

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